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詩―彩の言の葉―

「頑張る」意味

作者: 彩人

なにかが上手くいかないとき。

躓いて、挫けて、自分が嫌になったとき。

もうダメだと、全てを諦めてしまいたくなったとき。


あなたならどうしますか?


立ち止まり、蹲って嘆きますか?

それとも、それでもまだ頑張りますか?


何のために頑張るのか、とか。

誰の為に生きるのか、とか。

そんな単純なことを考えて、

ようやく見えてくる“自分の存在”


たった一人の、ちっぽけな自分に出来ることなんて

ほんの一握りにも満たないことを知って、

それから“頑張る”ための意味を知った。


なりたい(・・・・)自分に近づくために努力する。

自分が“自分の人生”を生きるために努力する。


苦しくて、「助けて」って叫びたくて、

心はいつだって限界を訴えても。

それでも、自分に「泣くな」って言い聞かせて、

なんとかこの場に留まる。


どうすればいいのか、

どうしたいのかも分からない。

ただ“後悔”はしたくない。


今が良ければいい。じゃなくて、

今辛くても、それがいつかの笑顔に繋がるのならいい。

頑張っていつか報われるのなら、それが「頑張る」ことの意味。

そう信じた。


信じることで、嫌いな(・・・)自分も肯定したかった。

そうすることでしか“今”の自分を支えられなかった。


いつからか誰にも弱音を吐けなくなって、

隠れて泣くようになったのは、自分の弱さを否定していたから?

それとも、それを“弱さ”だと知っていたから?


頑張ることの意味を見失って、ただ我武者羅に自分を追いつめて、

それで得た結果は、とても空しいものだった。


望んだものは何の変哲もない普通の幸せ。


それを叶えたくて、今もまだもがいて頑張っている。


あなたはどうですか?

あなたの「頑張る」意味ってなんですか?


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