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第9話 なんかわからない私の想いと現実と。

《どうしよう・・・。》


私は心の中で何回も考えた。


なぜなら、私は西田に頼まれた事を何一つ守ってないからだ。


「うっし!」


私はもう一回私は伊南川に手紙を書こうと考えた。






















〔伊南川へ。















ごめんなさい!!!



えーと、私伊南川の事勘違いしてた!本当にごめんね?


私、昔から人と心を通わせるのが苦手でときどき人の気持ちがわかんなくなって・・・












とにかくごめんなさい!!

      本多 紗織〕


私は走ってポストに入れに行った。



《伊南川・・・返事ちょうだい・・・、お願い!!》


翌日、私は一目散に郵便受けを見に行った。


「はいって・・・ない・・・」


私は肩を落としてそのまま家に戻った。



《まぁ、すぐに返事がくる訳ない、か・・・。》


私は、これでもかってくらいマイナス思考になった。


《伊南川・・・》






私は、毎日をただ人形の様に生きていた。時間だけが、過ぎてくだけの世界。


西田が死んで、半月ほどで私のクラスは何もなかったかの様に表面上は元通りになっていった。




私以外は。


《なんで、みんな平気なんだろう・・・?》





「本多!!!」


急に先生に呼ばれた私は、


「なんですか?」

と先生に聞いた。


「いいから、ちょっと職員室まで来なさい。」





私と先生は一緒に職員室に行った。


そして先生が口を開いて・・・




「本多、よく・・・聞いてくれ・・・伊南川が・・・」


私は、そこで気を失った。悲しい現実を受け止めるのを、拒むように・・・。

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