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第7話 ちょこっと辛い真実パート2・・・?

私は涙が止まらなかった。


「なんで・・・・・・突っかかっていったのは・・・私なのに・・・」


それから、しばらく泣いていた私。


そして、冷静さをある程度取り戻した私は、ある疑問が浮かび上がった。


《何で西田の好きな人を知ってるのか》


《普通・・・少なくとも私は、あまり仲の良くない人に自分の好きな人は教えない・・・。じゃあ、なんで伊南川は西田の好きな人を知っているんだろうか・・・?》


小一時間悩んだ、考えた・・・が、どれもしっくりくる答えにはならなかった。





「聞いて、見るしかない・・・かな?」


私はそう呟くと、自分の机の引き出しから便箋を引っ張り出して思いつくまま書き綴った。








〔伊南川へ。あのぉ、知りたい事がいっぱいありすぎて混乱しそうなので、一番知りたいことを書くね。

伊南川は何で西田の好きな人・・・私だって知ってるの?

てか、なんで私みたいな人を好きになるの?私、いいところなんてなんにもないよ?




最後に・・・私、伊南川がムシャクシャしてた時に余計ムシャクシャするような事言ってごめんなさい。







PS,私は、伊南川の事、好きかどうかって聞かれたら、・・・嫌いだけど、友達としてならどう?って聞かれたら、好きって答えるよ・・・

元気でね。

       本多  紗織〕


ポストに手紙を出すために私は外に出た。




《西田・・・空の上で何してるのかなぁ・・・?》


夜空を見ながらそんな事を考えていた。

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