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雑文パロティ「声優になるには『舞踏会』で歌って踊れて、尚且つラジオ番組で『朗読』が出来ないと駄目らしい。」

掲載日:2025/12/15

1千文字って結構少ないんですね。なのでまとめられませんでした。

ここは異世界。でも何故かラジオ放送局があったりする。

そんな世界で今日もあまたの競争を勝ち抜いてきた声優が『自分の名前』を冠したラジオ番組をオンエアしていた。


「はい、今日も始まりました『下話しろと立つ瀬ころも子の声優になろうラジオ』でございます!因みに僕は異世界一売れていると自称している声優の『下話しろ』です!」

「同じく異世界一声が可愛いと自称している声優の『立つ瀬ころも子』のふたりでお送りします」


「はい、僕たちってどちらも『自称』と言うところが謙虚だよね」

「まぁ、如何に自分たちの番組内とは言え、あまりはしゃぐと大御所さまから目を付けられますからね」


「確かに!声優業界は階級制度ですからBランクの僕らは下からは追い上げられて、上からは押さえ込まれるという凄く微妙な立場です」

「ああっ、早くAランクになりたいですよねぇ。Aランクになればラジオではなくテレビにも出れるのに」


「いや、ラジオ番組でそれ言っちゃ駄目でしょう!」

「ははは、でも私たちって本業は声優なのにこんな番組を持たせて頂いて本業のアナウンサーの方々には申し訳ないですね」


「そうですねぇ、声優業界も役を頂くのは大変で陰では結構『サバイバル』なんですけど、今は昔よりもパイが大きくなったのでアナウンサーよりはマシかもしれないです」

「アナウンサーって、出演する番組がない時は『舞踏会』とかの司会をしているらしいですよ」


「そうなんだ、でもまだそれは本業のスキルを使えるからいいんじゃないかな。僕なんて駆け出しの頃は『ホットケーキ』屋で皿洗いしてたもの」

「あーっ、私は『木枯らし』吹きすさぶ中、街角でコスプレしてティッシュを配っていました。雨が降ると『雨宿り』しながらでもノルマをこなさなくちゃならないので大変でした」


「まっ、今はタクシー券とかを貰えるので通勤も楽だけど、昔は電車賃を節約して『自転車』で通っていたなぁ」

「私なんて、なんとか役を貰いたくてお客様に『年賀状』とかを出しまくっていましたよ」


「ははは、実は僕って初めて貰った役のギャラが何故か『ギフト』券だったな。なので速攻で換金して現金化したのを覚えている」


「そんな下済みがあるから今があるんですね」

「まぁね、ではそんな声優死亡者の『合い言葉』は小説投稿サイトに作品を投稿して『声優になろうっ!』だ!」


「何故に突然小説投稿サイトが出てくるんですか?」

「だって今回はタイアップだから!」

ちゃんちゃん


-お後がよろしいようで。-


・・、いや、全然よろしくないよね?オチがないよね?尻切れトンボだよね?


と言う事で、『なろうラジオ大賞7』の文字数制限対象外である『後書き』で続きを見てみましようっ!


「下話さん、本編ではオチが無かったって『P』から駄目だしが出ました。」

「えーっ、ラジオ放送なのに素人投稿サイトの宣伝しているというのが『オチ』だったんだけどなぁ。」


「素人投稿サイトでは、規則上、本編での宣伝は禁止されているらしいですよ。」

「あー、自主企画の告知なんかはセーフらしいけど、自分が出した商業書籍のアピールは駄目らしいね。」


「あくまで本編ではという注訳は付くんですけどね。」

「成る程、ならこの『後書き』で宣伝するのはセーフなのか。ならば、2026年の春に放送されるアニメ『雑文SF「ツインズ・ブラッティの大冒険」』では、僕が主役として勇者役で出ているのでみんな観てねっ!」


「下話さん、エイプリルフールにはまだ早いです。と言うか雑文SF「ツインズ・ブラッティの大冒険」に勇者は出てきません。と言うかアニメ化の話自体出ていませんからっ!」

「ははは、バレたか。でも立つ瀬ちゃんは最近どんなお仕事があったの?」


「私は『雑文ラノベ「ベットでまったりペット生活」』というボイスドラマで準主役のミーシャ役をやったんですけど、全くと言っていいほど視聴されなかったらしく、街角で宣伝用のティッシュを配らされました。」


「うん、ティッシュ配りは声優の副業としてはメジャーだからね。更に『雑文ラノベ「ベットでまったりペット生活」』がボイスドラマ化ってのも嘘だよね。僕のボケにボケで返してきたよね?でも僕は珍しいのでは『風鈴』の製造工房でアルバイトをした事があるよ。」

「ここに来て、いきなり『なろうラジオ大賞』のお題を消化しに来るとはさすがは下話さん、プロですねぇ。」


「ははは、あと残っているお題は『オルゴール』なんだけど、立つ瀬ちゃんはオルゴールでなんかある?」

「むーっ、オルゴールですかぁ?まぁ。オルゴールのメロディとしてはアニメ『魔法か?高校の劣等生』のテーマソング『北山雫石音頭』なんかが定番ですよね。私もよく聴いています。」


「いきなり自分が出演しているアニメに絡めてくるとは立つ瀬ちゃんもやるね。と言うか北山雫石のテーマソングって音頭なんだ・・。」

「まぁ、本当ならば主題歌とかを歌いたいところですが、そこはやっぱり主役に譲らないと。でも音頭も侮れないんですよ。なんか今、ブラジルでは盆踊りの定番ソングとして相川七瀬さんの『夢見る少女じゃいられない』がすっごく流行っているらしいですから。」


「『夢見る少女じゃいられない』は音頭じゃないじゃんっ!どちらかというと和製ロックじゃんっ!」

「まっ、ブラジルってサンバのお国ですからね。ノリのいい音楽が好まれるんじゃないですか?」


「『なろうラジオ大賞』のお題を消化していたはずが、何故か音楽話になってしまった・・。」

「音楽はラジオと相性がいいですから。でも今は小説もボイスドラマとして『耳』で聴くのもメジャーらしいですよ。」


「そうだね、この手の朗読に関してはアナウンサーさんたちよりは僕らの方がうまくこなせるかも知れないな。」

「ボイスドラマは『語り』よりもキャラの『お喋り』に重点が置かれていますしね。」


「そうゆう意味ではこの投稿作品はほぼ会話だけで成り立っているから向いているかも知れないな。」

「まぁ、内容は『ないよ~。』なんですけどね。」


「いきなり自虐ギャグが出たよ・・。」

「そもそも1千文字制限というシバリがきついんですよ。ゆっくり喋っても3、4分じゃないですか。」


「今はその3、4分ですら長いと感じる子が沢山いるらしいんだよ。」

「そんなんじゃカップラーメンだって食べられないですよ?」


「まっ、カップラーメンはお湯を注いでふやかしている間はネットのショート動画でも観ていればいいんだから気にならないんでしょう。」

「あー、所謂『ながら作業』ってやつですね。私たちもこうやってお喋りしながらも、手元ではせっせとこの番組へのお手紙を捏造していますものね。」


「それ、言っちゃ駄目なやつっ!嘘ですからねっ!番組へのお手紙を捏造なんかしていませんからっ!今、書いているのはライバル番組への誹謗中傷メッセージですからっ!」

「下話さん、ピュアな子たちが信じるからこの話はやめましょう。でも皆さんからの応援メッセージは待ってま~すっ!どんどん送ってねっ!」


「はい、郵便はがきは値上がりしちゃったのでメールでもいいですからねっ!」

「それでは丁度お時間になりました。なので『下話しろと立つ瀬ころも子の声優になろうラジオ』はこれにて終幕ですっ!また来週の23時にお会いしましょうっ!good nightっ!」


ビビー

オンエアの終了を告げる電子音に引き続き、放送中を示すランプからも灯が消えると、ふたりは緊張から解放されたのか同時に伸びをした。


「や~、今回はお題がお題だったから難しかったですねぇ。下話さん。」

「うん、と言うか『朗読』してなかったね。それって番組的にどうなんだろう?」


「あれ?そう言えば忘れてましたね。まっ、いいんじゃないですか。それよりもご飯食べに行きましょうよ。勿論下話さんのオゴリで。」

「いいよ、おごっちゃる。コンビニのおにぎりで好きなやつを頼むがいい。」


「コンビニかいっ!でもありがとうございますっ!ならばこの一番高い大トロマグロおにぎりと厚切りサーモンおにぎりをお願いしますっ!」

「君は遠慮というもんを知らんのかっ!」


-ちゃんちゃん-

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