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枯れた花の時間  作者: 抹茶どうふ
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人類滅亡・家出

お手にとっていただきありがとうございます!


私は最近書き始めたので文が変になっていたり誤字脱字があるかもしれませんが、暖かく見守っていただくとありがたいです。

 ある日、突然予告された

 「皆さん。もう逃げ場はありません!この地球は、あと1週間ほどで巨大な彗星衝突によって滅びます!もう猶予は、ありません。今のうちに残りの人生を楽しんでください!」


 つい昨日からだろうか、テレビやネットニュースはこの彗星衝突に関することしか載っていない

 本当は、このあと1週間の人生を楽しんだらいいんだろう。だけど、そんな急に言われてできるはずもない。私には、そんな人生最後を共にしたいほど仲のいい友達も愛してくれる親も妹もいない。


 「ねー。そんなところにいたら邪魔なんだからさっさとお風呂にでも入って溺死するか自分の部屋に戻って。」

 そんな私がこのリビングにいることで不機嫌な妹は、そう言いながらまるでゴキブリでも見るかのような目でこちらを見てくる。

 「はいはい。わかったから上に上がるから。」

 そう。いつも通り表面上でも軽く受け流した。


 私の環境は腐敗している。

 学校にはろくに友達はいない。妹もあんな感じで目の敵にしている。親は妹を溺愛して、私はまるでボロ雑巾かのような扱いだ。


 「シンデレラなら、この次くらいに王子様がやってきてくれるのにな、」

 そんな戯言を言いながら流星で埋め尽くされるような夜空を眺めていた。


 現に普通ならあと1週間なんて娘たちに優しくするであろう親ですらも妹一人にしか愛情は行かない。迷いも何もない一直線な愛情。

 もう、そんな水を欲しがる動かない壺のようなことは辞めだ。そう思い私は決心した。

 「家出、しよう。」

 そう言い決めると私は早急に荷造りを始めた。

 スマホ、筆箱、ノート一冊、地図、、私は思いつく限り荷物を入れた。

そして夜更けになるのを待った。


 荷造りをしてから2時間ほどが経っただろうか。

 妹や親はもう寝て完全に暗く、完全に更けたと思い私は荷物でいっぱいなリュックサックを背負い、自転車にまたがった。


「さ、これで漕ぎ始めたら自由だ。まず、どこ行こ」

 そう考えていながら朝に妹から盗んだ菓子パンを食べてエネルギー補給をしていた。


 「おはようございます!これからどこかお出かけですか?良い1週間を!」

 と朝刊を配っている大学生らしき男の人に一方的に話しかけられた。

 私は人と喋ったりするのが得意な方ではなく、苦手だ。だから、極力喋りたくないし会いたくもない。

 そう思いながら菓子パンを食べ終わるとふと、思いついた。

 「誰もいない隣の県の山の上にある丘に行くか、」

 そう思い立ち、私は自転車を漕ぎ始めた。


 

最後までご閲覧ありがとうございます!


これは私の完全に趣味なのでいつか、私の趣味で書いた小説が読者の人が読むことを好き、趣味とそんなふうに言ってもらえることを考えながら日々書いていきます!


次は9月までに出せたらと思います。

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