【ヒナタ】着替え
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■「家編」について
バーチャルドールと「家で一緒に生活するレッスン」を行います。
【主な目的】
○バーチャルドールに、人間らしい生活を教えるため。
○人間であるマスターとバーチャルドールが、お互いの事を知って交流するため。
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◆――◆ ミコトからの依頼書 ◆――◆
【対象者】
マスター・ヒナタ
【レッスン内容】
ヒナタに人間と同じ着替え方を教えて、習慣を付けさせる。
(通常はキャラメイクで瞬時に衣装替えできるが、人間の習慣を学ぶために着替える)
【ミコトからの一言】
これは必ずしも「一緒に」しなくても良いぞ。
したかったらしても良いがの……♪
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【 レッスンメニュー 】
① ドールが同じ部屋で着替える
② ドールが着替え中だった
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① ドールが同じ部屋で着替える
ヒナタは私がいても、部屋の中で平気で着替える。
以前に、人前で着替えるのは恥ずかしくないかと、ヒナタに尋ねた事がある。
ヒナタ「全然知らない人に見られたら、恥ずかしくなるかも~?」
考えた事もなかったという感じで、ヒナタはう~んと考え込んだ後、そんな答えを返してきた。
ヒナタが着替え始めると、私は何気ない自然な動作で後ろを向く事にしている。
ヒナタ「マスターって、いつもヒナタが着替える時に後ろを向いてるね♪」
気付かれていたようだ……。
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② ドールが着替え中だった
部屋に入って明かりをつけると、ヒナタが着替えの最中だった。
ごめんと言って部屋を出ようとする私を、ヒナタが止める。
ヒナタ「マスター、部屋から出てなくていいよ~。すぐに着替え終わるから~♪」
私はあまりヒナタの方を見ないようにして、後ろ向きに座った。
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