1.不幸な少年
子どものころに親は離婚し、母に引き取られた。
その後母が交通事故に遭い、死亡。
そして親戚に預けられた。
その親戚には暴力を振るわれ。学校ではいじめられ。
こんなことになるなら、生まれたくなかった。
あぁ、来世は、幸せに生きたい。
『かわいそうに』
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「ここは、、、?」
僕が目を覚ましたのは扉もなく、家具などもない白い立方体の内側のような部屋。
「僕はあの時死んだはずじゃ、、」
「はい、確かに死にましたよ」
どこからか聞こえてくる機械音声のような声。
「あなたはどなたですか」
「あー、、、。すみません姿と顔と名前などは隠させていただきます、事情がありまして。まあ、神様(自称)ってことで、、、」
神様が自分から自称って、、。
「えーあなたは異世界に転生させることにしました。あなたの容姿は傷を治して、記憶はそのままにしておきます。こちら転生特典です」
僕の前に突然、某特撮ヒーローがつけている様なベルトが現れた。
「そちら変身ベルトになっています。変身アイテムはあなたの強い願いや思いによって生まれます。それでは、幸せな人生をお送りください」
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「ここが異世界か、、、」




