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鑑定は死にスキル?  作者: 白湯
メインストーリー
94/346

首輪

活動報告にキャラクターの見た目、特徴を書きました。

友達に描写がなさ過ぎと怒られました。ごめんなさい。

気になった方はぜひどうぞ。

 第二都市の街へと訪れ、レベリング組が倒してきたモンスターの素材を売った。

 

 

 所持金 185,692G

 

 

 うーん……希少種が少なめだからかそこまで貯まらなかったなぁ。

 だが、これだけでは終わらない。

 ここに前に倒していながら売っていなかったオーガ、キマイラ、ハーピークイーンにトロールを合わせるとどうなるか。

 

 

 所持金 1,125,974G

 

 

 これもう家借りれるんじゃね?

 やはりボス狩りは偉大であった。許可下りないかなぁ。

 ロータスかフィサリスと一緒に行うを条件に出来ないかなぁ。

 閑話休題(それはさておき)、消耗品の買い出しへと向かう。

 買う物は主にポーションとラミウムの使う矢、剣を磨く砥石やタオルなど。

 タオルは多めに買ってあり、風呂の時に使う物とは分けている。

 風呂……悲劇を思い出す……これ以上は止めておこう。

 お金に余裕が出来たし、少し装備を買い足すか。

 

「フィア、幸運の指輪が欲しんだったか?」

『うん、腕につけるから頂戴』


 我がパートナー様のご希望とあればやぶさかでは無い。

 

「お兄ちゃん、それシアド君とクアアちゃんの分も貰えないかな……?」


 その2匹も付けたいの? まあこれから一緒に戦って行くわけだし良いか。

 それに我が天使のご希望とあればやぶさかでは無い。

 

『ありがとう水奈ちゃん!』

『ありがとうございます水奈様!』


 俺が買ったのに水奈が感謝される。

 まあ、お願いしたのは水奈だし、所持金の中には水奈が倒したモンスターの素材も入ってるから別に良いけどね。

 しかし幸運の指輪……指輪……うーむ。

 俺は一つのチェーンを買った。

 

「穂乃香、ほれ」

「え? 氷君、これなぁに?」

「指輪を首に下げておくためのチェーンだよ。付けたままじゃ拳術で戦えないだろ? 戦闘のたびに取り外してたら面倒じゃないか?」

(でも薬指に……左手の薬指につけていたいよぅ……)

「壊れるぞ?」

「うぅ~わかった……」


 穂乃香はしぶしぶとだが指輪を外し、チェーンと一緒に俺に渡した。

 俺は受け取った指輪をチェーンに通して、穂乃香の首に腕を回して付けてやった。

 指にする時はまた付けてあげるから。

 

(穂乃香いいなぁ……)

 

 俺から付けて貰った穂乃香を水奈が羨ましがっている。

 水奈も付けて欲しいの?

 

「装備はそれぞれの戦闘スタイルと趣味に合った物を選んでもらう。気に入ったのがあれば言え」

「うん」「はーい!」


 水奈のテンションが高い。

 水奈がネックレス系を選ぶならもちろん付けてやる。

 後日に日坂や神奈、ロータスと……フィサリスの分も買うべきだよなぁ……

 3人は金さえ渡せば自分達で選んで買ってくるだろうが、フィサリスは俺に選んで貰いたがりそうなんだよなぁ。

 フィサリスは望みはするが、多くは望まない。

 その上で小さな事でも喜ぶから扱いに困る。

 こう……罪悪感をチクチクされる感じ? 素でやってるから困る。

 

 

 如月 穂乃香

 守りのチョーカー DEF+15

 魔石の腕輪 MIND+15 STR+5

 集中の眼鏡 DEX+15

 知力の髪飾り INT+15

 

 

 月島 水奈

 集中のネックレス DEX+15

 魔石の腕輪 MIND+15 STR+5

 知力のカチューシャ INT+15

 

 

 腕輪が3人ともお揃い、水奈のネックレスは俺のとお揃い、穂乃香の眼鏡は俺に揃えたため。

 なんだお前ら可愛いな。それぞれに任せた意味がないじゃないか。

 穂乃香がチョーカーを選んだのは、既に指輪を通したチェーンを付けているため。

 けして俺の奴隷であるという意思表示では無い。

 首輪では無いチョーカーだ。ワンッとか言わせてはならない。

 でも頼めばたぶんノリノリでしてくれるんだろうなぁ……

 言わせてみたい……うずうずしてくる。だが駄目だ! 耐えるんだ俺!

 眼鏡の穂乃香、モデル系だった見た目がインテリ系に見える。うん可愛い。

 右頭部に付けた髪飾りも似合ってる。こいつほんと可愛いなぁ。

 水奈はカチューシャ。そうカチューシャである。

 先代かその前かは知らないが文明を広めた勇者よ! よくやった!

 天使+カチューシャは最強だった。穂乃香が鼻血を抑えている。

 お前も可愛いよ。

 水奈にチョーカー付けてニャンと言わせればそれはそれは愛らしいのであろう。

 自重せよ! 俺!

 はっ……守りのチョーカーを一つ多く買ってしまった。

 欲望に負けてるぞ俺! これは違うから防御上げるための物だから。

 

『……氷河? なんなら私がしてあげようか?』

「「――?」」

「……止めて下さい……」


 それは色々と駄目な気がする……

 でも穂乃香にはワンと言わせてみたい。

 3人で買い物に回れた穂乃香、俺にネックレスを付けて貰った水奈はそれぞれご満悦の様。

 満足して頂けた様で何よりだ。俺も大変満足だった。

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