首輪
活動報告にキャラクターの見た目、特徴を書きました。
友達に描写がなさ過ぎと怒られました。ごめんなさい。
気になった方はぜひどうぞ。
第二都市の街へと訪れ、レベリング組が倒してきたモンスターの素材を売った。
所持金 185,692G
うーん……希少種が少なめだからかそこまで貯まらなかったなぁ。
だが、これだけでは終わらない。
ここに前に倒していながら売っていなかったオーガ、キマイラ、ハーピークイーンにトロールを合わせるとどうなるか。
所持金 1,125,974G
これもう家借りれるんじゃね?
やはりボス狩りは偉大であった。許可下りないかなぁ。
ロータスかフィサリスと一緒に行うを条件に出来ないかなぁ。
閑話休題、消耗品の買い出しへと向かう。
買う物は主にポーションとラミウムの使う矢、剣を磨く砥石やタオルなど。
タオルは多めに買ってあり、風呂の時に使う物とは分けている。
風呂……悲劇を思い出す……これ以上は止めておこう。
お金に余裕が出来たし、少し装備を買い足すか。
「フィア、幸運の指輪が欲しんだったか?」
『うん、腕につけるから頂戴』
我がパートナー様のご希望とあればやぶさかでは無い。
「お兄ちゃん、それシアド君とクアアちゃんの分も貰えないかな……?」
その2匹も付けたいの? まあこれから一緒に戦って行くわけだし良いか。
それに我が天使のご希望とあればやぶさかでは無い。
『ありがとう水奈ちゃん!』
『ありがとうございます水奈様!』
俺が買ったのに水奈が感謝される。
まあ、お願いしたのは水奈だし、所持金の中には水奈が倒したモンスターの素材も入ってるから別に良いけどね。
しかし幸運の指輪……指輪……うーむ。
俺は一つのチェーンを買った。
「穂乃香、ほれ」
「え? 氷君、これなぁに?」
「指輪を首に下げておくためのチェーンだよ。付けたままじゃ拳術で戦えないだろ? 戦闘のたびに取り外してたら面倒じゃないか?」
(でも薬指に……左手の薬指につけていたいよぅ……)
「壊れるぞ?」
「うぅ~わかった……」
穂乃香はしぶしぶとだが指輪を外し、チェーンと一緒に俺に渡した。
俺は受け取った指輪をチェーンに通して、穂乃香の首に腕を回して付けてやった。
指にする時はまた付けてあげるから。
(穂乃香いいなぁ……)
俺から付けて貰った穂乃香を水奈が羨ましがっている。
水奈も付けて欲しいの?
「装備はそれぞれの戦闘スタイルと趣味に合った物を選んでもらう。気に入ったのがあれば言え」
「うん」「はーい!」
水奈のテンションが高い。
水奈がネックレス系を選ぶならもちろん付けてやる。
後日に日坂や神奈、ロータスと……フィサリスの分も買うべきだよなぁ……
3人は金さえ渡せば自分達で選んで買ってくるだろうが、フィサリスは俺に選んで貰いたがりそうなんだよなぁ。
フィサリスは望みはするが、多くは望まない。
その上で小さな事でも喜ぶから扱いに困る。
こう……罪悪感をチクチクされる感じ? 素でやってるから困る。
如月 穂乃香
守りのチョーカー DEF+15
魔石の腕輪 MIND+15 STR+5
集中の眼鏡 DEX+15
知力の髪飾り INT+15
月島 水奈
集中のネックレス DEX+15
魔石の腕輪 MIND+15 STR+5
知力のカチューシャ INT+15
腕輪が3人ともお揃い、水奈のネックレスは俺のとお揃い、穂乃香の眼鏡は俺に揃えたため。
なんだお前ら可愛いな。それぞれに任せた意味がないじゃないか。
穂乃香がチョーカーを選んだのは、既に指輪を通したチェーンを付けているため。
けして俺の奴隷であるという意思表示では無い。
首輪では無いチョーカーだ。ワンッとか言わせてはならない。
でも頼めばたぶんノリノリでしてくれるんだろうなぁ……
言わせてみたい……うずうずしてくる。だが駄目だ! 耐えるんだ俺!
眼鏡の穂乃香、モデル系だった見た目がインテリ系に見える。うん可愛い。
右頭部に付けた髪飾りも似合ってる。こいつほんと可愛いなぁ。
水奈はカチューシャ。そうカチューシャである。
先代かその前かは知らないが文明を広めた勇者よ! よくやった!
天使+カチューシャは最強だった。穂乃香が鼻血を抑えている。
お前も可愛いよ。
水奈にチョーカー付けてニャンと言わせればそれはそれは愛らしいのであろう。
自重せよ! 俺!
はっ……守りのチョーカーを一つ多く買ってしまった。
欲望に負けてるぞ俺! これは違うから防御上げるための物だから。
『……氷河? なんなら私がしてあげようか?』
「「――?」」
「……止めて下さい……」
それは色々と駄目な気がする……
でも穂乃香にはワンと言わせてみたい。
3人で買い物に回れた穂乃香、俺にネックレスを付けて貰った水奈はそれぞれご満悦の様。
満足して頂けた様で何よりだ。俺も大変満足だった。