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鑑定は死にスキル?  作者: 白湯
メインストーリー
90/346

過保護

 水奈たちレベリング組を人が少なく、魔物が多めの山道へと連れて行く。

 フィサリスが空間魔法で移動はできるが、こういうのを知れるのは俺だけだからな。

 俺らは人気の少ない森へと移動する。訓練するにはこっちの方がやりやすい。

 人が少ない場所を選ぶのは単純に人に見られないためもあるが、不安だからと言うのが大きい。

 水奈たちの方は全員美少女だ。フィサリスを少女と呼んでいいか微妙だが全員女性である事に変わりはない。モンスターに襲われた所でフィサリスが居れば問題ないだろうが、人相手だとそうもいかない。

 モンスターの多い危険地帯に女性だけとなると、下心あり無しに構わず声を掛ける男性も多いだろう。

 一応何かあった際は大精霊シアドを、人間サイズ化させるように水奈に伝えている。

 俺の姿をした僕っ子だが、居ないよりはマシだろう。実力は大精霊なので申し分は無い。実力は問題ないのだが見た目は舐められかねない。

 ……自分で言ってて悲しくなってきた。でも僕と呼ぶ俺の姿だぜ?

 2つ下の男子共にも舐められてたのに……

 一応見えてるにも限らず心配する俺って過保護なのか……?

 いや、女性だけだぞ。心配になるだろう。

 ロータスも心配している。間違えない。

 あ、水奈が穂乃香の為にシアドを人間サイズ化させた。出番早っ!

 でもそれは悪手だ。シアドは水奈を大好きであるが穂乃香じゃない。

 そして穂乃香は俺を大好きであるがシアドじゃない。

 穂乃香はシアドに対し悪く思う訳じゃ無いが、近い姿が目の前にあり煩わしい思いをしている。その上、シアドは水奈に構い始めるから余計に穂乃香が悶々とし始める。

 明日……いや、訓練が終わった後にでも穂乃香を甘えさせてやろう……そうしよう。

 さて俺らは言うと日坂と神奈のスキルアップだ。

 二人とも剣術を扱い俺も剣術は騎士団長から貰ったためレベル9ある。

 俺が教えるのがいいが、日坂の心境としては俺に教わりたくない。

 負けず嫌いだからな。

 じゃあどうするか、現状俺との差を日坂に見せつければいい。

 どうやって? こうなるんだよ。

 

「では、魔法は無し。ルールはそれだけでよろしいですか? 月島様」

「……ああ」


 俺VSロータスの稽古。

 いや、勝てるわけないんだけどねステータス段違いだし。

 でもここで俺が実際に剣術を使って見せる。見せるだけで良い。

 後はロータスが日坂にスパルタで戦闘術を叩き込むだろうからな。

 

 

 月島 氷河           ロータス

 Lv 28             Lv 73

 HP 145/145         HP 740/740

 MP 290/290         MP 370/370

 

 STR 31 (+73)〔104〕  STR (306)=459 (+25)〔484〕 

 DEF 32 (+47)〔79〕    DEF (187)=282 (+15)〔297〕

 AGL 64 (+65)〔129〕  AGL (320)=481 (+15)〔496〕

 DEX 66 (+73)〔139〕  DEX (124)=186

 MIND 98(+140)〔238〕  MIND (80)=120 (+5)〔125〕

 INT 101 (+81)〔182〕   INT (147)=220

 LUK 24 (+24)〔48〕    LUK (46)=69  (+5)〔74〕



 魔力しか勝ってないのに魔法無し。無理無理。

 でも格上相手の戦闘は昨日穂乃香がやって見せた事だ。

 

 

 月島 氷河 通常スキル『剣術Lv9』『蹴技Lv5』『居合術Lv5』『暗殺術Lv7』『二刀流Lv4』『軽業Lv7』

 

 

 この辺を組み合わせて戦って行くしかないな。

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