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鑑定は死にスキル?  作者: 白湯
メインストーリー
71/346

第一目標

 食事を終えて今後についての話し合いをする。

 ラミウムの作った料理はマジ美味かった。牢に居た3人は泣いていた。

 俺も少し泣きそうになった。

 

(お褒めに預かり光栄です)


 また、頼む。

 

「さて、今後の予定だが、第一目標としては参謀リコリスによるクーデターの阻止。その為の各自レベルアップとなる。俺としてはもうぶっちゃけどうでもいいんだが、水奈、ラミウムの為、後ロータスを連れ出す条件だったため、そこは行う予定だ」


 状況が変わったのでやっぱ止めますとは言わない。義理はきちんと果たす。

 まあ、ラミウムの安全は確保してるから、副団長的にはあまり気にして無いようだけども。


「それにおけるクラスの奴らの扱いだが、一部は参謀達に取り込まれて敵となるかもしれん。ぶっちゃけ面倒だ、日坂お前が奴隷にしろ」

「氷河はしないのか?」

「俺の奴隷術は屈服主従の契約は結べない。互いの同意が必要だ。俺はクラスの奴らに嫌われてるから、俺の奴隷になるよりお前の奴隷の方が納得するだろ……あ、俺に撫でられたいとかいう謎な奴らもいたな……面倒だ、日坂全部引き取れ」

「雑すぎないか? 俺の奴隷になりたい奴は俺の奴隷に、お前の奴隷になりたい奴はお前の奴隷に、両方嫌な奴は強制で俺の奴隷で良いんじゃないか?」

「…………はぁ……仕方ない……それで良いだろう」

「ナチュラルにクラスメイト全員先輩たちの奴隷になる事が決まったんですが……」

「命あるだけマシだろ。別に全員奴隷にする訳じゃ無い、歯向かわなければいいだけだ。水奈もそれでいいな?」

「……うん。わかった」


 別に迷惑とか思ってないから、そう自信無さげにすんなって。

 

「クーデターまでのレベルアップだが、俺と日坂は奴隷スキルを持つ国のお尋ね者。フィサリスとロータスも冤罪だが重罪人扱いで顔は広く知れ渡っている。ぶっちゃけ国内での活動は難しい。この洞窟はこの国で仮に何かあった際の拠点として取っておくが、基本は他国に拠点を置きそこで活動する事にする。今のところは『イエンロード』で考えている」

「あの国は奴隷居るもんね~。それに魔物も強め出し良いんじゃないかな~」

「では氷河様。どうか私を氷河様の奴隷にして下さいませ」

「は?」「ラミウム様!?」


 は? いや、いやいやいや。君職業王女でしょ。

 そんな事したら、それこそ本当に国家反逆罪じゃん。

 この拠点残して置くのだって、主に君と副団長を合わせる為なんだけど?

 

「私の望みはロータスと、そして氷河様と共にある事です。王族として国への思いはありますが、平和であれば父上、そしてシランが居れば問題ありません。私は不要なのです」


 またそういう事言う。自分を卑下するんじゃありません。

 

(そのお言葉、氷河様にお返しします)


 うん。人の事言えないね。

 でもなぁ……うーん……はぁ……わかった。

 

「ラミウム」

「はい。お願い致します」


 ラミウムを俺の奴隷にした。

 なんか着々と国家反逆罪を重ねて行くな俺。

 騎士団長とマジでやり合う可能性が見えて来た……

 

「はぁ……とりあえずそんな所だ。明日にはイエンロードに行く。今日はこの洞窟で一晩だ。それぞれ心の整理を付けておくように……あ、ベット四つしかねぇわ……部屋割どうするか」

「――! 私、氷君と同じ部屋が良い!」

「却下」

「なんで!?」


 なんでって……お前俺が全部知ってるって、知ってから開き直り過ぎだからな?

 襲い掛かる気満々じゃねぇか。

 他にも人が居るんだから自重しなさいよ、自重。

 しばらく話し合いをした結果。

 

 部屋割

 氷河&水奈

 穂乃香&フィサリス

 日坂&神奈

 ラミウム&ロータス

 

 うん。別に穂乃香で良かったな。

 テメーらちょっとは自重しろよ! 1人自重してた俺が馬鹿みたいじゃん!

 いいよじゃあ、俺水奈とイチャイチャしてるから! 流石に行為はしないけど。

 まだそういうのは早いと言うか……ね? うん……穂乃香ならいいのに水奈にヘタレてる俺って……

第一部終了……書きたい所まで書き終わった感じです。

今後もまだまだ続きますが、更新ペースは下がっていく事が予想されます。

14日間で日坂連れ出す予定が書く事なくて10日になってしまった……

あと20日どうしようか……ゆっくり考えて行きます。

氷河の苦悩の10日間は終わりを告げました。今後はもっと明るい未来が待ってるハズ!

……どうかなぁ……この作者だもんなぁ……

日坂救出が終わったので、残すはクーデターと魔王! 魔王はいつ出てくるんだろうか……

今後も頑張って参りますのでよろしくお願い致します。

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