巣穴
さーてレベリングタイムだ。
切り替えて行こう。
はぐれを探す、探す、探す。
うん。昼の時点で何となくそんな気はしてた。
この辺のはぐれスライム居なくなってねぇ!?
不味い……狩り過ぎたか。
そもそも希少種だ。そんなに数が居るわけもない。
こうして絶滅危惧種って滅んでいくのか……
いや、いるけどね? 他の場所に行けば。
だがしばらくは、はぐれ狩りを自重せねばなるまい。
えーじゃあ、レッドゴブリン?
ちょっとまだ会いたくないなー。
という訳で作戦変更。
作戦名『塵も積もれば山となる』。
普通のレベリングだって?
ばっか、ちまちま戦ってたら日が暮れるどころか、クーデターが起きるわ。
じゃあどうするか? こういう事だよ。
ボブゴブリン Lv9
ボブゴブリン Lv8
ボブゴブリン Lv6
ボブゴブリン Lv6
ボブゴブリン Lv7
ボブゴブリン Lv5
ボブゴブリン Lv6
ボブゴブリン Lv8
ボブゴブリン Lv5
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv4
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv4
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv1
ゴブリン Lv3
ゴブリン Lv2
ゴブリン Lv4
ゴブリン Lv2
ゴブリン山盛り詰め放題。
洞窟の中にさ巣があるんだよ。
そこをさ、根こそぎ倒せばいいじゃない?
という訳で。
「『ブリザードストリーム』『トルネード』」
氷の嵐に竜巻を放つ。
もう吹雪大荒れである。
やり過ぎた。俺も寒い。
しかしやるなボブゴブリン。
レベル8以上の三体はまだ生きている。
逆に言うとそれ以外はみんな吹雪にやられている。
洞窟の中でこんな事されたら確かにたまったもんじゃないな。
今後もやっていくけど。
残った三体には特別だ。これをくれてやる。
「『ダークブレイド』」
魔剣術で残り3体を切り伏せる。
フッ、決まった。
因みにこの魔剣術、別に闇魔法だけじゃなくて、他の属性魔法でも可能らしい。
でも一番強いのが闇魔法なんだとか。
光魔法と聖魔法しか纏えない聖剣術とはいったい……
月島 氷河
Lv 16
HP 85/85
MP 170 /170
STR 19 (+15)
DEF 20 (+15)
AGL 40 (+15)
DEX 42
MIND 62 (+15)
INT 65
LUK 17
これだけ倒してようやく1上がる。
まだまだ先は長いな。
さて、次の巣行きますか。
え? そんな事してたらゴブリンが居なくなるって?
大丈夫だよこいつら、異常な程繁殖してるから。
それに巣があるのはゴブリンだけじゃないし。
というわけで、
巣荒らしじゃぁああああああ!
月島 氷河
Lv 17
HP 78/90
MP 107/180
STR 20 (+15)
DEF 21 (+15)
AGL 42 (+15)
DEX 44
MIND 65 (+15)
INT 68
LUK 18
あの後三つほど巣を壊滅させたけど、レベルは一しか上がらなかった。
まあ、最初の巣ほど大きいの無かったしな。
MPがまだ残ってるからまだ戦いたいけど、そろそろ寝ないと不味い。
人間3時間は寝なきゃいけないって言うしな。
帰って寝よう。
「『テレポート』」
ふぁー眠い。
装備片付け良し、怪我のチェック良し。
うん。おやすみ。




