表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/13

美術部、バイト、公園、サトシ様

ホームルームが終わって、真っ先に美術室へ向かった




顧問の先生の話を聞いたり先輩の作品を見せてもらったりと素晴らしい時間を過ごし、その場で入部届けを提出した。



入学式だったからなのか、美術室には先生しか居なかったけど見せてもらった作品は凄く凄く素晴らしいもので、いつか先輩に会って色々教えてもらおう!と脳内お花畑状態で美術室を後にした。




ただ、ひとつ、問題なのは画材だ。


ばーちゃんに言えば買ってくれると思うけど、どうだろう。美術部より柔道部に入れと言われたらちょっと面倒だ。



……となると自分で稼ぐしかない!バイトだ!!




次から次へと新しい事が増えて行くような気がして、興奮するぜ!!と鼻息荒く校舎を出ると



なにやらざわざわと大勢の声がしてその方向へ目をやる




学校のすぐ隣にある公園に女子が集まっているみたい。




不思議に思っていると、あ!と香奈ちゃんの言葉を思い出した





この人混みの中に香奈ちゃんは居るのだろうか?それにしても、一体何の騒ぎだろう……?




人の隙間から視力2、0を発揮すべく公園内を覗いてみると黒い集団が見えた




あれは……男子?




黒い色は学ランじゃないかと思っていたら、周りの女子がキャアキャアと騒いでいる中で

「サトシ様」という名前が良く出てくる



一番人気はサトシ様か……



どんなかっこいい人なのか1度見てみたいと思ったがそれよりバイト探さないと




香奈ちゃんには会えなくて残念だったけどまた寮に帰ったら謝ろう、そう思って人混みから脱出をした。





《ちなみに、耳も、鼻も、よく通ります》



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ