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No.433.輝龍
青白いやけにやける熱線に 焦がされてとろとろにとろけ ちりゆく
突起も妙にてかてかと輝きをましてゆく 照射され大崩壊
やたら高い位置から 物凄い速さで吹き飛ばす 銀の光球
逃げ惑う様 蟻のごとく はねあがる様 蠅のごとく
戦いは一瞬の判断が 勝敗を分ける事もある
己の強い力を前に押し出し 相手の弱い所をせめぬく
激しい煙が 無限に広がる中 ぶつかりあう
生も死も 光も闇も 正も邪も 一面からみた正義であり
また 一面からみた邪悪である まさに表裏一体
赤黒い妙に凍える光線に ひやされてこちこちにかたまり くだける
噴煙に包まれた 鉄の獣がおりたつ ちぎれた大都会
革新的な活動力を そなえた超絶な 黄色の眼
対するものへの攻撃は鬼のごとく 守り抜くさま 釈迦のごとく
決断は一時の 迷いもなく 定めるべき道
我が身の危険顧みず 信念を握り締めてる
激しい煙が 無限に広がる中 ぶつかりあう
生も死も 光も闇も 正も邪も 一面からみた正義であり
また 一面からみた邪悪である まさに表裏一体の輝龍




