なろうについて思うこと
ちゃんとした物を書いても誰も読んでくれない。どうすれば良いでしょうか?私の作品の感想欄に何故そんなことを?勿論削除させていただきました。
ちゃんとした物を書けば誰かが読んで読んでくれるはずですよね。それに、所詮は素人の自己満足の世界なのですから好きなように書いたらよろしいのに、と思います。
中にはプロ志望の方も居られることでしょうが、人は人、自分は自分です。
日間○○ランキングで○○位をいただきました。等とくだらないことをあらすじ欄に一々載せている人もいるようですが、一日数回更新されるランキングです。一瞬の順位を逃さないようにパソコンに張り付いているのですかあなたは、と思います。
ちなみに、日間ランキングで一位を取ることなんて簡単に出来ます。まず、家族や友人に、なろうに登録してもらいます。五人もいたら充分でしょう。作品はどんなものであれ【文学】カテゴリーとして投稿します。
一人から12ポイントとして、五人だと60ポイント入ります。これで余裕です。月間ランキングでも多分100位に入れますよ。それが多くの人の目に入ると、浮動票がある程度期待できますし、次の作品も目に付きやすいですよね。
でも
それがどうしたっていうのでしょうか?
世に出たい、目立ちたい、という欲ばかりですよね。
例えば、このなろうでは花形のファンタジーカテゴリーランキングで上位の方々は、純文学を書いても充分素晴らしいものが書ける人ばかりです。
そこには才能というものもあるでしょうが、コストのかけ方が全然違うのです。
コストとは、時間や取材の労力、精神力、実際に金銭コストを掛けて執筆していらっしゃる方もいるかも知れません。
構成と文章が上手いのです。ちまちましたランキングなど気にしている神経では、とても書ける代物ではないのですよ。
あいにく私は年も喰ってますし、純文学しか読まないものですから、その内容については???ですが、上手いのはよくわかります。
その努力には頭が下がる思いです。PV数や感想に一喜一憂しているようではとてもじゃないですが良い作品は書けないと思います。
たくさん書いて、その中の一本、一生に一本の良い小説が書けたなら、それこそ素晴らしいことだとは思いませんか?
まずはそのことに全精力を費やすべきです。ちゃんと読める人が正当な評価を与えてくれるはずです。
大者は大道を歩む。小者は間道を走る。
どちらが先にゴールするのかよく考えてみましょうよ。
まあ、自分のマスターベーション的な作品を棚に上げて、勝手な見解を述べてみました。失礼しました。