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前日譚その2:ないらちゃんの失恋
受験すれば私立中学にも行ける学力はあったが、両親の無関心と経済的な問題により幼馴染と一緒に公立中学に進学。
演劇部の入部に失敗してからは、特に部活に所属することも無く日々過ごしていた。
そして、中学3年の夏のある日。
幼馴染からふとしたことで「でかくてこわい」と言われてしまった。
言った本人に悪気は無かったが、長身コンプレックスを直撃されたないらちゃんは大きなショックを受ける。
傷心のあまり、クラスメイトが居る教室内で最凶役者芸を発動。
大人も怯えるガチギレテンションで幼馴染が泣き崩れるまで罵倒。
帰宅して自室で泣き崩れたないらちゃん。
こんな時にフォローしてくれた姉の姫子は嫁いで家に居ない。
両親も不在で、居たとしてもあんまり相手にしてもらえない。
傷心のないらちゃんは、大きい大人の男に慰めて欲しいと考えてしまい、母親の衣装を無断拝借して成人女性に化け、夜の街に一人出かけてしまったのである。




