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朝起きたら女の子になっていた件〜性別を超えた絆の物語〜  作者: 柴咲心桜
第1部 変化の兆し編

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初めての引越しの日

ピンポーン。


土曜日の朝、朝食を食べているとインターホンが鳴った。


「こんな朝早くに誰だろう?」


急いで玄関へ向かう私。扉を開けると、そこには顔見知りの女性が立っていた。


「久しぶり!」


女性はサングラスを外しながら、にこやかに私に挨拶する。


「ママ!どうしたの?約束の時間はまだ早いよね」


「あなたに会いたくて、つい早く来ちゃったのよ」


「それにしても早すぎだよ!」


「ごめんなさいね!」


「でも、ママも元気そうで良かった!」


玄関で長話をするわけにもいかないので、私はママをリビングに招いた。


「綺麗に片付いてるのね」


部屋を見渡したママが私を褒めてくれる。


「うん、部屋は片付いてるよ」


「これなら早めに引越しできそうね」


「ママのマンションがどんなところか楽しみだな」


「期待してなさい!」


「うん、分かった!」


「10時くらいになったらここを出るわ。鍵、かけるの忘れないでね」


「分かった」


鍵の置き場所を改めて確認する。


「しばらくこの家には戻らないから、ちゃんと施錠しないとね」


「そろそろ出発するわよ!」


「うん、分かった!」


この日、私は初めての引越しを経験した。


引越しと言っても、家具を運んだりはせず、業者に頼む必要もなかった。


ママが暮らすマンションは、私の家から車で20分ほどの距離にあった。


「住んでたところ、結構近かったんだね」


「そんなことないわよ。ここに引越してきたのはまだ1年くらい前だから」


「連絡くらいくれても良かったのに!」


「ごめんなさいね、忙しくて……」


「でも、一緒に暮らせるから大丈夫だよ」


私はそう伝えて、ママを安心させてあげたかった。

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