6 それから
それからの事は、俺の友達から聞いた話だが、高垣は時任と話し合い、結婚はしばらく延期になった。
時任から俺に謝罪がしたいと言ってきたそうだが、断った。
その後、高垣は時任とギクシャクしていたらしいが、その際に時任の浮気が発覚。
とうとう別れたという事だった。
「ねぇ、敦?美沙さんから飲みの誘いが来たんだけど、行って来てもいい?」
「高垣から?メンツは?」
「私と美沙さんと、敦の友達の奥さん!」
「何でそんな話に?」
「なんかねぇ、美沙さんに気に入られちゃったみたい!わたしと飲みたいって!」
「行きたいのか?」
「そうだねぇ、敦の友達の奥さんから結婚後の事とか聞きたいし、美沙さんの事も気にはなってたから。」
「うーん、まぁいいけど。何かあったらすぐ連絡しろよ?」
「わかった!」
俺は会うつもりはないが、まゆが行きたいって言う事ならまぁいいか。
その後、その3人は随分と仲良くなったらしい。
偶に飲みに行くようになっていた。
俺の友達の奥さんとまゆが高垣に説教したり、結婚後の生活の話で盛り上がったりと楽しいとまゆが言っているので、止めようとは思っていない。
俺が参加することは無いが。
それから1年後、俺とまゆは結婚することになった。
今日は結婚式。
友達の結婚式には何度か出席していたが、自分が主役になると、何だかふわふわした気分で落ち着かない。
ウェディングドレスを着たまゆは綺麗だった。
今は、各々雑談し、俺やまゆに酒を注ぎに来たりしている最中だ。
そこへ高垣が来た。
「まゆちゃん、おめでとう!凄く綺麗だよ!」
「ありがとう!美沙ちゃん、嬉しいよ!」
そう、高垣はまゆの友人として俺たちの結婚式に参加している。
「敦君、まゆちゃんを幸せにしてあげてね!2人で幸せになってね!」
「あぁ、ありがとう、来てくれてありがとな。」
まぁ、こんなモンだろ、幼馴染なんて。
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