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2 何でここにお前が

「久し振り、敦。」


何でコイツは話しかけて来てんだ?


何で俺の名前を気安く呼び捨てにしてんだ?


何で俺の家を知ってる?


何をしに来たんだ?用なんかねぇだろ?


色々な疑問が頭の中で回るが、取り敢えず無視して家に入った。


ピンポーン………。ピンポーン………。


うるせぇな。早く帰れよ。


しばらくすると、静かになった。


その後、お袋に電話してみると、


「美沙ちゃんが家に来て、敦の住所が知りたいって言ってたから、教えたわよ?」


と言われた。


まぁ、当時の事を細かくはお袋に話していないから、しょうがねぇか。


俺が相手にしなきゃいいだけだ。




次の日も家の前に高垣美沙がいた。


「あっ、敦!お願い!話を聞いてほしいの!」


うるせぇよ。お前は俺の話を聞いたか?


お前だってずっと俺を無視してきただろ?


俺とお前の関係はそんなモンだ。


そうしたのは、高垣、お前だろ?


無視して、家に入る。


またインターホンが鳴っていたが、しばらくすると静かになった。


何日かそんなことが続いた。



そんなある日、高校の時からの仲の良い友達から飲みの誘いがあった。


久し振りに会うという事で、参加することにした。


仕事で10分程遅れてしまった。


慌てて予約されていたらしい居酒屋の個室に入ると、




俺の友達と、高垣、高垣の女友達の3人が座っていた。




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― 新着の感想 ―
[気になる点] 確かに、礼儀として斉田さん呼びでしょうな。 絶縁8年もしてて呼び捨ての非常識人間。 [一言] 自分は高2時代、話も聞かずに、絶縁、母親に仲介頼んでも無視。 そして、8年経過し、何とまあ…
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