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『プロポーズされてません♡』  作者: 設楽理沙


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19/24

『プロポーズされてません♡』 19

19.☑

 

杏 side:


 『お疲れさまでした。

 休日まで大変ですね』


 『高橋さんの言葉で少し癒されました。

 今日は何してましたか? 』



 『あぁそれが・・非日常的なことがありました』


 なぬ、やっぱりデートだったのか、と口から出そうになったが

なんとか口チャックに成功した。

 

 『へぇ~、なんですかそれ、めちゃくちゃ興味沸いた』


 『Twitterでね、同級生が一緒におやつというか、まぁコーヒーTime

してくれる相手を募集してたんです。 私は中・高・大学と私立へ

通ってたので、そんな言うほど親しくはなかったんだけど、ずっと

同じ学校だったので何度かクラス一緒になったことがあったりして

それなりに知ってるっていう間柄で』


 『もしかして、行ったんですか? 』


 『ふふふ、はい、行っちゃいました』


 ふふふって・・

 行っちゃいましたって・・


 なんか、やだなぁ~。


 

 『坂口さん、質問していいですか?

 そのTwitterに何人が反応したでしょう?

 当たっても景品でませんけど・・当ててみてください』

 

 あの日、駅にはふたり。

 他のメンバーは買い物して帰ったというパターンも

 あるかもしれないが・・・。

 寄り道しないなら、一番近いあの駅を使う可能性が

高いよなぁ~。


 そしたらぁ、あの男がTwitterでつぶやいていたとすれば、だ

高橋さんひとり? ってことか。いやいやいやぁ、いやいやいやぁ。

 当てたとしても、何も景品はないのだしっと、それなら

なんかさぁ、1人? って言いたくないよ。


 『3人? 』


 『ブッブー』


 『ヒントくださいー』


 『もっと少ないです』


 なに・・ということは、答えが分かってしまった。

 いや、待てよ。


 『Twitterを上げてたのは男性ですか? 』

 

 『いいえっ、女性でしたぁ~』


 『じゃあ、そこへ参加するために駆け付けたのは2人ですね』


 『ピンポーン! 大当たりですぅ~、すごい坂口さん! 』


 いえいえっ、ぜんぜんっ、すごくないからっ。

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