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梅干し作り。

店頭に青梅が並ぶようになった頃。

「今年は漬けようかな。」

青い小梅の入った袋を手に取りました。私は大きな梅よりも小梅が好きです。食べやすい、おにぎりなどに使いやすいということももちろんですが、小梅だと土用干しをしなくても大丈夫なので。

さて、何キロ漬けようか?小梅が出回る時期は短いので、毎日スーパーに行くわけでもない場合は「また今度」などと言っていると、小梅にはもう出会えない確率が高いので、ここで買ってしまわねば。

少し考えて3キロ分だけカゴに入れました。いつもなら一年分プラスαくらいの量、8キロから10キロを漬けていましたが、完治とはいえない段階のため、控えめに漬けることにしたのです。例年、「何かあって漬けられないときのために」と少し多めに漬けていたので、現在も自家製の梅干しを食卓に上らせることができています。

梅干し作りの作業で大変なのが、シソを塩もみする作業。これがけっこう手に負担になるんです。いつもなら素手でやるのですが、今年はニトリル手袋での作業。塩もみしたシソも売られているのでそれを使うという手もありますが、なんとなく抵抗があるので、手間でも自分で塩もみしたものを使いたいんです。

数日後にまた小梅を見かけたので、追加で漬けたい気持ちになりましたが、とにかく今は無理をしないこと。ぐっとこらえて3キロにとどめました。

塩漬けをした数日後に塩もみしたシソを漬け込んでホッと一息。

「今年は漬けられた~。」

達成感から思わず声が出ました。

これを甕に入れた状態で、カビが発生していないか時々チェックしながら3カ月放置します。そのときには完成です。


去年は梅干しばかりでなく、趣味の編み物も、本業のソフトクレイの作品展も休んでいました。

ソフトクレイは少しずつ再開していますが、作品展については即売品を作れる自信がなくて、今のところ白紙です。編み物も、再開できるといいな~。今は服は安く手に入りますが、ニットをちょっとよさげなものを買おうと思うとけっこう高いですよね。それならば、私は家にいる時間が長いので、編んでしまえば材料費だけで済ませられる。子供たちのニットもお揃いで編んでいた時期もあります。最近は娘のだけ。娘は年齢の割にはかなり小柄で、しかし好みはもう年齢相応で、なかなか好みとサイズが合わないんです。なので毎年、秋のまだ暑さが残る頃に自分のセーターを編み始めると「私のも編んで」と娘にリクエストされて、毎年一枚は編んでいたんです。

この冬の分は、編めるといいな。

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