在り方を変える。
ピーク時を思えば頻繁ではないのですが、ストレスに感じることがあるといまだに腕にかゆみが起こります。掻いたときに出る、虫刺されのようなボコボコもまだ健在です。
手の指の部分的に硬い皮膚を見ると気分が良くないですが、常にどこかが痛い、かゆいというあの時期を思えば、今の何も感じない時間が長い状態は本当にありがたいです。指輪だってスムーズにはめることができます。よく頑張った私!
友人である薫子のサポートにも、理解を示してくれた家族にも感謝です。そしてもちろん、病院に行かないことに苦い顔をしながらも協力してくれた実家の両親にも。
精神的にも身体的にもずいぶん楽になりましたが、元の状態に戻りたい!これは変わりません。楽になったとはいえ、元の状態はどんなだったのか、すっかり忘れてしまっているし、「キレイになってきたね。」なんてピーク時を知っている人たちしか言えないです。食事の面でも、小麦粉や砂糖を使ったものを少しであれば食べても平気になりました。アトピー発症よりも前から続けている、糖質カットとの兼ね合いもあって普段は食べませんが、昔からのお気に入りのスイーツに出会ってしまった日は食べたくなります。とはいっても味覚が変わってしまっているので、甘すぎると感じることや、量を食べると体が重くなるので、食べても半分。家族や友人にお願いして、半分食べてもらうようにしています。こういうお願いは、皆さん喜んで協力してくれますから(笑)。
糖質カットの話に逸れてしまいましたね。アトピーと糖質の関係はなかなか密接なので度々こうして脱線しますのでごめんなさいね。
身体の健康については、睡眠はもちろんのこと、時間を見つけて横になること。栄養としては、糖質を控えて、ミネラルやたんぱく質をしっかり摂ること。
精神面の健康については、ストレスをためないこと。がまんしすぎないこと。実はこちらのケアの方が大変に思います。
例えば私は夫と口論になると面倒だからと、理不尽に思うことも言い返さずに言いなりになることが多かったのですが、我慢して病気になるくらいならと、言い返すようになりました。言い返さないというクセがついてしまっているので、ここから改善を始めたところです。もちろん実家に対しても同じです。もう大人なんだし、お世話になっている部分もあるのだから、と理不尽な用事を文句を言わずに引き受けていたのですが、それをやめました。「いやだ(迷惑だ、理不尽だ)と感じている。」と感じていることを伝えることにしました。黙って引き受けていれば丸く収まりますがこちらの思っていることは何も伝わりません。もちろん、用事を全て断るわけでもないし、困っている相手に協力をしないということではありません。まず自分の思いだけは伝えるのです。
ずいぶん前に触れたことですが「在り方を変える」ことに努めています。相手を変えようとするのではなく、私の在り方を変える
ということです。




