横になることと、梅エキス。
突然ですが、ここから文体を変えちゃいます。書き始めた当初は、アトピーまっただ中で、暗い気持ちそのままに、固い文体でスタートしましたが、どうにも書きづらくなってしまったことと、ですます調であっても、この方がフランクに書いていけそうだと思ったので。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
体調を度々崩しているこの一年間、横になることが、とても体にとって大事で、ありがたい事だと実感しました。夜も眠れなくてもとにかく横になるだけでも体が休まります。昼間に横になる時間が取れなかった日は夜に顕著に影響が現れます。今回の胃腸炎の場合は、夜の胃痛の差が顕著でした。横になって体を休めるということは、余分な体力を使わないようにして、治癒力を引き出すためには必須です。仕事などで安静にする時間が取りづらい方もいらっしゃると思いますが、なるべく横になるように心がけていくことをおすすめします。
何にしても、起きていても食べる楽しみがないし、食べられない状態だったので、横になって無料マンガを読み漁って気を紛らわせて過ごしました。
今回の胃腸炎にしても、薬を飲みたくなかったことや、お腹を壊した状態で病院の順番待ちをする苦痛を思うと、できるだけ病院に行きたくないと思い、梅エキスを服用しながら、できるだけ時間を見つけては横になるようにしていました。半月ほどかかりましたが、病院のお世話になることなく、かなり回復してきています。今は刺身などの生モノや香辛料を避けている程度で、揚げ物やチョコレートなどの油分も摂れるようになりました。
そしてアレルギーなどにも効くと言われる梅エキスをネットで取り寄せ、少しずつ口にしていました。一日3グラムと書かれていますが、このようなときは３グラムなど、気にせずに摂って大丈夫です。ちなみにコレ、錠剤のものもありますが、私が買ったのは水あめ状なので測れません。錠剤よりは不便ですが、量がフレキシブルに調整しやすいことと、錠剤の場合は固めるために米粉を使用しているので、純度を求めるのであれば、こちらの水あめ状のものをおすすめします。
薬を飲めばすぐに治るんだろうけど、それはできれば避けたいのが一番でした。薬を飲まないようになってから、お腹を多少壊すことはあっても、ここまでひどい状態は初めてのことで、すっかり弱気になりました。治るときが来るんだろうか？と不安になったときもありました。
今回も薫子を頼って、食事の内容などのアドバイスを受けて乗り切りました。初めてのことは戸惑うし、焦ります。薬を使っていた頃よりも時間がかかるので、なおさら不安になります。こうして身近でアドバイスをくれる相手がいてこそ、乗り切ることができました。
「自分の体の治癒力を信じて耐えるべし。」
これが薫子の口癖で、彼女も薬を使わないように切り替えるまで五年くらいかかったそうです。最初はエッセンシャルオイルなどで様子を見て、あまりに長引くようなら観念して病院のお世話になる、ということもあったそうです。
そして今回、気長に構えることができたのは、もちろん薫子のサポートでもありますが、アトピーのときにも彼女のサポートを受けて気長に乗り切るというスキルが身についたおかげだったと思います。アトピーという長期戦でピークを乗り切れたんだから、大丈夫と自分に言い聞かせることができるようになっていました。
