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半年ぶりにハンバーグ。

半年ぶりにハンバーグを作った。アトピーになって以来、ハンバーグは出来合いの、焼くだけのものをスーパーで買っていたのだ。

ここ最近、クレイも徐々に再開しているし、ニトリル手袋を着用できるようになっていたので、ならば、と作ることにしたのだ。

決して私が料理が上手だと言っているわけではないので誤解はしないでいただきたいが、出来合いのものより自家製のものが好まれる。

「今日は自家製?やったー!」

焼く直前に莉乃が声を上げた。

ハンバーグは、タマネギや、つなぎのパン粉を使うため、糖質や小麦粉が気になるというのも、作らなかった理由の一つだ。このところ、出来合いのハンバーグの時は私は別メニューにしていたくらいだ。

今回はパン粉は控えめにしてその分、米粉をつなぎに使ってみた。これなら私も少しなら食べても大丈夫であろう。

結果は吉と出た。不自然な出来になることはなく、特に子供たちは大きな口を開けてパクパクと食べていた。しめしめ。米粉はこれからも使うことにしよう。


「おいしかった。もう一度作って。」

食べ終わってから翔が言った。彼はたいてい食べている間に「うまい!」と言うタイプなので、この反応は珍しい。よほど夢中になって食べていたようだ。

「OK。また近いうちにね!」

ニトリル手袋が解禁になった現在は、お安いご用である。


そして二日後、またハンバーグを作った。普通なら「また?」とか「最近多くない?」などと言われるところだが、その日はそんな声もなく。大きなハンバーグはあっという間に子供たちのお腹におさまっていった。


まだ痒みはあるが、食生活の回復は私だけではなく、家族にも財布にもありがたいことである。糖質の高いメニューの時は私だけ別メニューで用意している。面倒に感じる方もいるかもしれないが、私の体調に合わせて、みんなで食べられるメニューを考えることの方が実は面倒に感じる。


またしても糖質の話題になるが、ネットで調べると糖質についてまとめた一覧表を調べるとわかりやすい。そして忘れてはならないのが、果物の糖質である。市販のお菓子を控えることも大事だが、果物の糖質も無視できない。

そして、バッグの中にグミやチューイングキャンディを常備している方は、これらをナッツやあたりめに替えることもオススメしたい。以前の私がそうだったが、今はあたりめとナッツが常に入っている。

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