自己肯定感。
バイトを始めた理由の一つが自己肯定感です。
たびたび話題にしていることですが、「いつでも家にいるから時間あるよね?」と家族や実家に送迎その他の用事を簡単に頼まれたりすることがどうにもイヤです。こうしてアテにされると、却って忙しいんです。
そしてほぼ完全に扶養されている状態が後ろめたい。自分がたまらなく役立たずな人間に思えてきて切ない。
経済的なことのほかに、このようなことからバイトに出るようになりました。いつでも便利に動けると思われてしまっている、という自分の在り方を変えたかったんです。
特に息子にいたっては、学校から直接塾に行くはずの日に、急に帰ってきて急いで夕飯を食べさせてくれ、塾に送ってくれ、とか、朝、電車に乗るのがしんどいから学校まで送ってくれ、などとずいぶんなことをしでかします。
そして現在はバイトの入っている日は「今日は夕方に帰ってきても塾に送っていけないよ。」と言い渡してあります。もう小さな子供じゃないんだから、多少のことは自分でなんとかできる年齢。少々冷たいようですが、この程度は許してもらうことにしました。強硬手段ではありますが、私のためです。急に何かを言われてドタバタと動かされるのは、私にとって耐えがたいストレス。ワガママと言われようが冷たいといわれようが、自分軸で動けないことはつらい。
ただ、アトピー を含む難病の場合、自己肯定感のためだけに働き出しても、病気には良くないということを聞いているので心配ではあります。
こういう気持ちに耐えて、何もしないで過ごすことも人間として成長できるんだとか。
実のところ、この自然治療で随分とお金を遣ってしまったので、それを埋め合わせたい気持ちもあります。
働き出したことが吉と出るか凶と出るか?




