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気づいたら…。

気づいたら、私はアトピーになっていた。大人のアトピー。


もともと手荒れがひどく、湿疹と診断されていた。皮膚科へ通うもスッキリ治らずに皮膚科を転々とした。少しは良くなるが、また悪くなるという繰り返しで、皮膚科へ通うのもやめてしまって半年。

薬を塗るのをやめて保湿だけは心がけていた。手荒れだと思っていたから。


が、しかし。それまでにない症状が出始めた。

猛烈な痒みとともに手の皮膚がドロドロに溶けたようになり、浸出液が出続け、乾くとそれは黄色いカサブタになり手を覆った。


「何故こんなになるまで放っておいたんですか!」

病院に行くときっとこう言われる。それがイヤで友人に相談した。


友人の薫子は自然療法をしているのでそのような知人がたくさんいる。そこで情報を集めて調べてくれた。


それが「大人のアトピー」という結論に達した。私も自分で調べたが、症例や症状からして間違いないだろう。

そしてアトピーと判断した上でまた調べていくと、驚きの事実を知った。


「アトピーにステロイドや保湿はNG」


良かれと思っていた保湿はアトピーには逆効果だった。そして長年、皮膚のトラブルの度に処方されるままに塗っていた薬のうちのいくつかはステロイドだった。ステロイドというのは、使い続けることで効果が減弱するということも納得がいった。ここ三年ほど、皮膚のトラブルがきれいに治らないのが何よりの証拠。


そこで私は、薫子のサポートのもと、脱ステロイドに踏み切ることにしたのだった。


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