あとちょっとだけ、小説を面白くする系の方法論・技術集
・必死さを演出する・妹属性
つまり、本気という話だ。
他にも子供が書いた、幼さというか、純真さ、純粋無垢さとも形容することができる。
初めて小説を書くときは、必死さが違ったような気がする。
魂を込めるとか、感情を乗せるとか、簡単ではないが、
意識的に、スイッチを入れるように、本気の状態をイメージしながら書くだけで、これが意外と違う。
また他にも、必死さが伝わる、テンプレートな技法、つまり擬似的に再現する機械的手法も使える。
要は伝われば良し、情報として入力できれば良し。
日々変動する意図や意思すら介在しなくても、恒常的に機能する技術だけで構成できれば一番問題は無い。
・精密絵画のように、とにかく凝る・世話焼き属性
これは機械的手法の、一番である、時間をたくさん莫大膨大に掛けるに値する、簡単に投資である
風景描写でも、戦闘シーンでも、キャラクターの造形や設定でも、何でも良いのである。
とにかく凝る、どうあっても価値を認めざるを得ない、反則的な手法である。
分かり易い例だと、どう考えても、この絵を描くのに、お前(作者)、一生くらい掛かったやろ、と思われれば勝ちだろう。
・媚び媚びの姿勢で、終始一貫する・甘デレ系
前書きに、読者様視点でのあいさつ
流行のモノを何でもかんでも、とにかく詰め込む、等々、とにかく好かれたい愛されたい読まれたいオーラを全開にする。
・羞恥を抑えて書いている風を装う、実際、身悶えしながら書くような、作者羞恥プレイ小説を書く・ツンデレ
露出趣味的な小説である
作者の中二病的な世界観を公開したような小説は、読者の視点からは面白かったりするものである。
・とりあえずプロットや、形だけでも物語小説を作っておく
すると、時間が立つにつれて、だんだんと具体的な形になってきたり
熟成されたり、時間が立って、より高度に客観視できて、修正点、最適調整化しやすくなるのだ
・音楽情報を付加する
言語が、直接そのまま、音楽情報に変換されるように、書く。
難しいが、このような難しいことが、人間の脳は得意だ。
歌を一度聴けば、自分で口ずさめるようになるように、難しいように思えても、意外とできる。
神曲を聴いて、その情報を、物語に付加する、展開にキャラに設定にプロットに、全体に、幅広く情報として組み込むのだ。
・物語作品世界に埋没、感情移入、視野狭窄、催眠術のように洗脳するイメージで、言語のテクニックを駆使するテクニシャンになる。