王様との謁見
説明回で~す
そこそこ重要です。
「勇者様方、本当に申し訳ない」
謝罪から始まった、王様との謁見。
クラスメイト達はとても高そうな赤いマントを着た、白ひげで白髪の屈強そうなおじさんの王に頭を下げられていた。
それも、急にだ。
王様との謁見の部屋に入った瞬間 頭が飛ぶんじゃないかというくらい速く下ろした。
それに対し クラスメイト達はというと、この人国のトップに頭を下げられて戸惑っていた。
流石に女王様もあれだったから、また頭を下げられるんじゃないかと予想はしていたが、入った瞬間下げられるのは予想外だった。
「いやいや もう良いですよ。
僕たちも 女王様の話を聞いて覚悟は 出来ていますから。」
やっぱりここは 勇者っぽい天城に任しておくのが 良いかな。
あっ そういえば、王様赤いマントを着ていたけど 白髪だったな
「王様 話を続けて下さい。」
天城がそう促すと王様は 「ああ」と良い話を続ける。
「えっと先ずは・・・・・・・
わしの名前からにしよう」
何故そこで躊躇うの
最初に話す内容を考えないの?それか王様コミュ障?
「えっとわしの名前は
オルガ・T・エルシア じゃ。
次にこの世界についてじゃ
今おる国の名前は "エルシア王国"そして他に20くらいの国がある。この世界の人口は、今現在世界境会で登録されている人でも100億人くらいじゃな。それで 魔王との仲なんじゃが、
「魔王って一人じゃないの??」ああ魔王は一番目の魔王から十三番目魔王までおる。5番目の魔王と三番目の魔王以外はまあ友好的というか中立という感じじゃ。
その一つ一つの魔王の国がとても強力でな 人間の国がまとまって戦っても勝てるかどうか・・・・・・
それで さっきから出てきている世界境会というのは、この世界での管理者的存在だな。そこの本部が浮島という所にあり そこに所属出来たならこの世界の人間の中でそこそこの最強じゃの。
そこの円卓会議に出るものは、なかなかのくせもの揃いじゃったの〜。
「王様 冒険者ギルドという所はあるのでしょうか」
あー それで そこの中でギルド課という所が冒険者ギルドや商業ギルドや農林水産ギルドを司どったり他にも 色々な課がある。
とまあこんな感じじゃ
あとは・・・この後 半年くらいこの世界で霊力の使い方を
それから 学園でもっと詳しい事を学んでもらう。
「あの〜 魔王の方は大丈夫なのでしょうか?」
後二年は大丈夫なはずだ。
この世界については ざっとこんなもんじゃ。
明後日から霊力の使い方を学んでもらうから、明日はゆっくり休め。
今からメイド達が、部屋に案内してくれる。
では 解散としよう。 」
王様はメイドに指示を出し謁見の部屋から出て行った。
それから謁見の部屋から出て行ったクラスメイト達は、メイドに部屋を案内されていた。
その部屋は1人ぶんとしては広くとても豪華だ。
ゆいも部屋に案内され今はベッドにダイブしていた。
なんか 広いと落ち着くな〜
懐かしいというか何というか・・・
う〜nん 何だろう
まあいっか 疲れたし今日はもう寝よ。