第七アーパスル襲来
2話目ですね
ー0ー
「第7番目のアーパスルが出現
位置 第三都市セントラルに向けて、海上を進行中
翼がある事から、飛行も可能と思われます。」
そう、オペレーターの人が一息で言った。
そしてそこの最高司令官が
「現時点をもってアーパスル対策機構は、第三都市セントラルとその周辺の都市に向けて、第4種戦闘態勢を発令。一般人に避難勧告
急げっ。
特殊戦闘部隊第一班 第二班に 戦闘準備が、出来次第出動、擬似翼 能力ともに使用を許可。
それと 『ゆい』!!
暴れてこい。」
「はい」
と 少し、小さめの声で答え、対策本部の司令室から出て行った。
(はぁ〜 この、美人な少女が、世界最強か)
としみじみと思い
自分の目の前にパネルのに写っている 『ゆい』という少女の今月にやった、能力測定値を見た。
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天野 ゆい ♀ 17歳 序列1位
種族 半人間半使徒
状態 使徒化(戦闘時)
Hp : エラー ランク SS
神力:エラー ランクSS
魔力:エラー (←ゆいだけ) ランクSS
攻撃:エラー ランクSS
sp:299795000m/s(≒30万キロメートル毎秒)
ランクSS
能力 氷結 雷伝
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とお父さんのようななつかしむようにで見ていた。
それもそのはず 最高司令官が、育ての親であり、師匠でもあるのだ。
最高司令官が現役の頃
第三番目のアーパスルが、突如第十一都市の上空に出現したのだ。アーパスル対策機構本部も急いで第十一都市に避難勧告を出したが、間に合う筈もなく 死者が四万人にもおぼったという。
その中に、ゆいの家族も、親族もいたらしい。そしてアーパスル撃破後奇跡的に瓦礫の下に空洞があり、ゆいだけが助かったのである。
でも、その空洞に溜まった、アーパスルの血らしきものに浸かり、半使徒化してしまったのである。
そんな回想をしている内に戦闘が始まっていた。
まず、ゆいが翼を展開、普通は擬似翼の展開のアシストのブレスレットをつけるのだが、ゆいは神力が強すぎるため逆にブレスレットが壊れ使用できないので、練習し翼を自分の力で保っている。
それにゆいには魔力というものがあり(半使徒化してしまったのせい) それもまた、ブレスレットを破壊する原因となっている。
翼は左右合わして10枚で黒い翼と白い翼の3:2の割合である(黒い翼は魔力の翼であるため他の人は白い翼だけである)。
そしてゆいの能力である、氷結を使い大鎌を制製そこに電気を纏わせ戦っている。
それは 一方的だった。
まず、先に着いていた第二班が アーパスルの進行を止め視線を引きつけている間に第一班が核の周りの装甲を剥がしていく が再生していくので第一班の部隊が入れ代わりながら、攻撃してゆくそして完全に核が、露出した瞬間をゆいが見極め目にも留まらぬ速さで
一撃を決める
核が一瞬にして砕け アーパスルも消滅
その時間たったの十分間 終了
ゆいが現場に出発してから僅か12分しか立っていなかった。
「また最短記録ダァ〜」
と司令室のみんなが呆れ帰っていた。
アーパスル対策機構のみんなも、備え付けの寮や家に帰った後、ゆい達も家に帰っていた。
そして家の前に到着する前に最高司令官が
「ちょっと後でいいか?大事な話があるから」とゆいに言い、家の中に入って行った。
なんだろう 話って、なんか戦闘でダメなところでもあったのかな??
と戦闘に関してとことん熱心だった。
「あー 今年から天空城第三学院高等部一年に入ってもらう。学校生活楽しんでこい。」
「何故また 学校というものなんですか?
家庭教師とかでも勉強出来ますよ。」
(絶対に女の子の友達を家に連れてきてほしいという目的なんだろうな この 変態オヤジ
顔にメッチャ出てるし)
それでもゆいが心を開いたのはこの人のこういう軽いところもあってこそだった。
「あーいや 友達もつくってほしいしなぁ〜とか思ったりしていてですね、
ちょっとは息きぬきしたらどうかなぁーと思って・・・
てな感じで明日から学校生活楽しめ
あっ でも能力は封印な 危ないから」
「・・・はぁー」
そういう事はもう少し早く言ってくれないかな〜
明日って急過ぎだし
とか何とかあって・・・・
2年後
高等部3年に上がった。
次回くらいで異世界召喚されます