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第2話

 3時限目。私は授業をとっていないので空き時間。


 私は30年前から使われていない旧校舎に行った。


 私は此処ここが好きでよく来る。


 …本来立ち入り禁止なんだけどね…


 「…あれ?」


 こんなところに部屋なんかあったっけ。


 『澪さま?』


 「あ、いや、此処に部屋なんてあったかなって…」


 『…澪さまの記憶には無いね』


 私は好奇心から中に入ってみた。


 「…というか、シャノは人の記憶も見れるんだ」


 『そうだよ』


 「へぇ…」


 部屋の中は窓がなく、電気はつくが電球1個だ。


 そして1つの机と椅子。


 なにやら実験器具の様なものが置いてあった。


 「…薔薇?」


 実験器具の1つには、ブラックローズが入れられていた。


 『澪さま、これはおかしいよ。この薔薇はGODにしか生えていないはず…』


 「ゴッド?」


 『ガーデン・オブ・ダークネスの略。悪魔の国のことだよ』


 「悪魔…」


 机の上には、真っ黒な表紙に薔薇の絵が描かれた本が置いてあった。


 ページをめくると、目が…右目がズキズキと痛んだ。


 「…くっ!」


 『澪さま!?』


 「うああああああっ!!!」


 恐ろしいほど痛んだ目を押さえたまま、私は意識を手放した。


 ―――――――――いや、カラダの奥に私の意志が押し込まれたんだ。


 意識はあるけど自分の意思で体が動かせない。


 私の声は誰にも届いていない。


 シャノが口を開いた。


 『―――――レイミオ様!』

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