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第1話

いつの間にやら序章終了。

 学校に着くと、一番に挨拶してくる奴がいる。


 「鷹屋さん、おはよう!」


 桐谷光だ。


 「…おはよう」


 わざと冷たくする。それは彼が人気者だから。


 『また鷹屋さん光君に冷たくしてるー!』


 『えー!?サイッテー!せっかく光君が優しくしてくれてるのに!』


 そんな声が聞こえてくる。


 「…優しく返しても悪口言うくせに…」


 そう、冷たいと言われたから優しく返すと、今度はなれなれしいと言われるのだ。


 『おい。あいつら澪さまをいじめてるのか』


 シャノが聞く。


 「…」


 答えない。


 ふといいことを思い付いた。


 「シャノ、あなたが本当に悪魔っていう証拠を見せなさい」


 『証拠?』


 「悪魔ならできるでしょ。あいつらにちょっと嫌がらせをすること」


 『ああ、できるよ。ちょっと、でいいんだな』


 「ええ」


 うなずいた直後、シャノが彼女たちに向かって走り出す。


 シャノが彼女たちの近くによると、シャノが彼女たちに向かって『何か』を放つ。


 彼女たちは何も変わった様子はなかった。


 しかし、シャノはそこで戻ってきた。


 「嫌がらせは?」


 『してきたよ。まぁ、見てなって」


 シャノに言われて彼女たちの様子を見ていると、何やら彼女たちの周りにいる人が騒ぎだした。


 『なんか臭くない?』


 『きっとこいつらね。やだー』


 『自分のにおいに気付いてないのかな?』


 におい?と気になって彼女たちのそばに寄ってみると…


 強い血のにおいと薔薇ばらのにおいがした。


 私の嫌いなにおい…


 『ボクがかけたのは嗅ぐ人が嫌と思うにおいを発する魔法さ』


 「だからあんなにおいがしたのね」


 『そう。ちなみににおいを発する本人は気付かない』


 「…シャノは確かに悪魔の様ね。いいもの見せてもらったわ。ありがとう」


 『いえいえ。澪さまの願いなら喜んで聞きますよ』


 「…頼もしいのね」


 『へへっ』


 今まで私は自分が悪魔っていう自覚がなかった。

 

 シャノがいると自分が悪魔って自覚が出ちゃうけど、これはこれでいいかも…

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