序章2話
私は何事もなかったかのように学校へと向かった。
いつもの通り、目に不自然さがないかチェックして…
通学路を歩いていく。
いつも通るこの道は、横に大きな空き地がある。通称猫天国。
いつもながら猫がたくさんいる。
その中でも特に目立つのは、真っ黒できれいな毛並みの猫だ。
たまに遊んでやったりする。
その猫がこっちによってきた。
「おはよう、ネコちゃん」
いつも見たいに声をかける。
直後、あり得ない出来事が起こる。
『ネコちゃんじゃないでしょ。シャノ!ちゃんと教えたじゃん!』
確かにそう聞こえた。
「喋った!?あなた猫よね?」
『そうだけど。何?猫が喋っちゃ悪いかな?』
「そうじゃなくて…」
『それに安心して。これはテレパシーみたいなもので、悪魔族にしか聞こえないから。』
「あ…悪魔…」
私は悪魔だよ。悪魔だけど…違う。
『ごめん…気にしてた?』
「そりゃ…」
『ま、いいや。それよりシャノは澪さまの使い魔だからこれからはそばにいるから』
「はぁ?」
『拒否権はないからなっ!」
「餌ないけどいいの?」
『使い魔は食事配られるからいらないし』
「なんて便利な…」
『じゃ、とりあえず学校にはついてくから』
「え、学校ペット禁止…」
『大丈夫。澪さま以外のやつらには見えないから』
「初耳…」
これからは波乱の生活が始まりそう…
とりあえずこんなもんで。




