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輝けりアイドリア・クラウン ~魔王様がわたし達のプロデューサーです!  作者: 学倉十吾
第二楽章 ――ぜったいにアイドル業界を勝ち抜くのですっ
15/51

 人目を避け裏路地経由で帰途につくナラクの前に、毎度の見慣れた憲兵らが立ちふさがる。といっても彼らから何かされるわけでもなく、お前を常に見張っているぞという、いつものおさだまりの示威行動だ。

 こんな狭い場所で振り回すにはいかにも不都合そうな槍を、粋がって突き立ててみせる二人組の憲兵。ただこちらから連中の顔つきを品定めしてやれば、どうだろう。

 案の定、脂汗を滲ませながら仏頂面を決め込み、終止無言に徹するというあんばいだ。

 人間とはかくも弱く、そういう生き方しかできない存在なのだと、ナラクは厭というほど思い知らされてきた。

 ただ、ナラクはちょっとした閃きを得た。二人組の間を我が物顔で通り過ぎてやるついでに、ふとこんな伝言を残していくことにした。


「――町の治安を守る貴様らに相応しい仕事を紹介してやろう。なに、この我が命じるわけではない。芸術王の意向に沿ったものであるなら、貴様らも自主的に行動するしかなかろう?」


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