メンドセイ侯爵家 晩餐での窮地打開食②いー君
JALのケムトレイル噴射動画が流れてました。アルミを忌避する国民とそれを撒く自衛隊や・・コロナを促進してたりするのでしょうか?911事件の解明が10年もの月日が掛かっていますから、ロシアから気象兵器を中止しろと言われている現在は、この国の向く方向が解りません。今更の何でも遣りまくりの日本に今日も投稿します。
※2021年9月28日 加筆修正致しました。宜しくお願い致します。
※レマイア領中央領公館滞在中
俺はフラグを回収したい訳じゃ無いが、日々の悪い予感はフラグに被ってないか?そこは・・不味い事をしたと思い込む引け目からかも知れないが。
マッデローズ嬢のオーダーだったカレーはしっかり覚えていたらしく、お父様との会話を切りの良い所で終らせるとこちらに期待の目を向けて来た。
そこは期待されてもねえー、所謂家庭料理の域を出ないのがカレーな訳だし。その出所が日本食じゃないから、ただの多国籍料理なのですよ。
究極や至高とかの謳い文句を上げてる輩も、似非人気で儲けたいだけじゃない?大局として分ければスープ・・煮込み料理の派生でしかない。ソテーしてから煮込む次点ですき焼きとたいして変わらん。
その料理をかき込み食い出来るのは大きななメリットだけど、食べ過ぎちゃうから食費が嵩むデメリットとの板挟みだ。カレーはデブの元・・噛まずに飲み込む奴か多いからな。あー和洋折衷からして誇大広告なんだな。何かを訴えてはアピールする、プロパガンダばっかりじゃねえか。煮炊きに和風も洋風も関係ないし!
「こちらがカレーですね。勇者が残しているレシピには、小麦パンを浸けて食べると有りました。煮込みスープの食べ方と同じ様でした」
「・・そうだな」
「ですが勇者パーティの従者が残した冒険の書物の内容には、米の上に載せて食べたかったと勇者が何度も言っていたと。米を上手く調理出来なかったみたいですね」
「・・この様な調理の仕方でも再現されていないのか?」
「米殻の精製に躓き過ぎていたらしいです。精製した米を炊くという調理まで到達せずに、代替えの小麦パンに浸けて食べるを選んだ様です。カレーを食べる事を優先したのでしょう」
いやー焦っていたらしいし、カレーパンの存在も当然に知っているのだから、米は後でも良いって判断したみたいだ。米殻での苦戦とかしてたら炊くなんて超難度だろうよ。
「未完成が未だに継続しているのは不足している調味料もありますが、精製から製粉する技術だけでなく調味料も製粉する必要があります。手間だけは大変に掛かる料理と言えます」
「それが出来たのがこれだと?」
「書かれたレシピとは変わってしまいましたが、スープ料理でない食べ物です」
「?」
「食べて頂ければ理解出来ると思いますが、飲み物の様なスープでは無く咀嚼して頂く物です」
米の上に載せ味わうようにしっかりと咀嚼する、具材に絡みついている衣の様な状態だ。米に染み込まない程の粘土にしてある。カレーをルウにする一歩手前だ。
「結構な辛さだが味が解る程しっかりとしている。確かに知っているレシピとは違うが、それよりも・・旨いな」
「その辛さに旨いと仰られるのなら、もう1つのカレーピラフも堪能出来ましょう。辛さは衝撃的なものに成っています」
「・・臭いからも強いが・・うっ・・ううっくっ!・・こ、これは止まらん・・後の引き方が・・刺激的だ」
マッデローズ嬢が汗を掻きかき食べて・・貴族の令嬢がその食べ方はどうだろう?辛味の強い料理だから仕方ないとは思うが、勇者レシピに合った端切れ素材の料理は貴族向けじゃないからな。かき込み料理がそもそも向いてないし、小麦パンにはジャムやフルーツスプレッドを浸けるのが普通だもの。浸けるの部分に抵抗が無い人は、庶民感覚が強すぎるよ!我が家はジャム派だし。
「・・ふう。辛かった・・米にもしっかり味が染みていた」
「はい。炊いた米を使っていますが、調理の行程で一度水洗いをして乾かしています。炊いたままの米にはぬめりも残っていますから、追加で味付けをするのにぬめりを取る事で調味料が絡み易くなります」
米研ぎで糠は取り切れないし、研ぎ過ぎたら米がめっちゃ小さくなるからな。炊いた後にちょろっと洗うだけなら、無洗米の出来と変わらんと思ったよ。無洗米こい!
ちっ!異世界チートで何でも出る仕様を取っておけば・・異世界無双に追い立てられるから要らないな。貰っとけよ勇者。犠牲もついでに払っとけ。
いや、50年以上も魔王討伐してないとか洒落に成らない、もうチェンジしろよ。現世に復帰して即死すればいい。いやあれか、そうなるのが解ってるからこっちでお気楽三昧か?一回は天寿を真っ当したいと。なら仕方ないか。他人事だし。
従者が残した冒険の書物・・その繋がりでミートローフも食べさせてみる。
「・・これは・・ハンバーグだったか?」
「ミートローフも食べて見ますか?」って言ったやん。何かへっぼこに成ってないか?肉食い過ぎかな。
「混りなし牛肉のミートローフです。成型後に残る端切れなどを焼き固めて四角にしたステーキ、こちらがミートローフと呼ばれていました。ハンバーグは肉の他に好みの野菜と繋ぎの粉も使っています」
多様過ぎだと思うのは解る、一枚肉に拘らないけど牛肉には拘ったアメリカ独特の文化ではないだろうか?その出来の内容から食べたいとは思わなかったが、ケバブの焼かれた臭いを嗅ぐとミートローフの存在を思い出す。
そしてステーキ・・この固有名詞は牛肉である事が定義され、ポークやチキンは何々ステーキと呼ぶ。牛は省略とか・・好き過ぎやん。ミートローフが大好きってだけで、牛人間かアメリカ人。貴方はケンタウロスか?それ牛じゃねえよ。
「商品の塊肉としては売れませんが、衣を纏ってカツなどは作れます。端切れ肉の多様性の進化版がハンバーグかも知れません。価格はかなり抑えられますし、見方を変える柔軟な発想の評価も得たのかも知れません」
こんな所の遠回りで解って欲しい、こっちの世界じゃ受け入れ難いのだ。端切れ肉で価格が抑えられると言っても、中級民程度の所得者など殆どいないからな。上か下しかおらん・・肉も食えるのなら手間賃の負荷等は望まないもの。
はっきり言って望めない、そんな万民が必死に生きているわけさ。そこでの貴族の心得は、その様な食材を趣味だけで奪ってはいけないだ。これが俺に出来る最前のプレゼン、勝ったな・・って、違うし!この料理の流れって神得くなだけだよね?逸れに逸れた道じゃん。
左に折れて・・左に折れて・・左に折れたら元に戻ったけど時間のロスはそのままだから、オール無駄ルートだよ。虎がバターに成る話しは意味解らんが。アルキメデスが通用しないのは、海水が氷るからだよね?
マッデローズ嬢がミートローフを少しだけ食べて、この流れは終了する。だって・・お腹が満腹な所に何の変哲もないステーキだよ、お腹にミートローフをつける趣味は無いらしい。
・・・・・
「・・昨日のあの後に皆と相談したのだが、その方は今でも冒険者の活動をしていると聞いたが間違い無いだろうか?」
「はい、冒険者を現役として就いています」
色々とどっち付かずだったりするけど、何を重きに置いていると問われれば冒険者押しだろう。最近に準騎士を受けてはいるが、なら騎士として預かってやるとか言われても・・遣りたくないけど断り難いからな。
騎士はそこまで好まない、それをアピール出来るのが冒険者だ。現状の働きがニート寄りなのは、知られたくない秘密だけどツノの世話も大事だし!
いやいやツノを出汁に使った言い訳は良く無い、油断すると出汁が取れちゃうからな。ペットの風呂は厳禁だ、良い出汁が出るのに気付くから。
「色々な試作料理も堪能出来たが、そのレシピを商業ギルドに届けてくれるとも聞いている。それが成されれば、領に戻っても時短で練度を積む事も可能になる。それに報いる報酬を授けたい」
よっしゃー!!的な追加報酬ですよ。声には出さないけど超嬉しい。
・・そんな時期も俺には有りましたが、蓋を開けてみれば・・それは能力として持っている不要の魔道具だった。あー何て言うか無骨な杖を使った作りに成っていて、金取主義な臭いがプンプンする奴です。
木杖に特殊な金属と魔石を嵌めた作りで、その能力は[空間範囲探知]の付与魔法付きだ。それを発動しても害を及ぼしたりしないので、ちょっと使ってみた。うん、索敵能力が鈍いらしく大物しか感知出来ない。範囲は支点から前方向に30メートル前後だろうか。
能力が鈍いから確かな範囲も解らずな感じ、付与されてる魔法陣も曖昧な部分がある。あれかな?劣化コピー版かもしれない。大量生産に有り勝ちな粗悪品を思い浮かべてしまった。そんな技術が浸透しては無さそうだけど。
「行軍に使っている物だが冒険者の用途には良いと思う、今回も予備を含めて5つ程持って来ている1つを進呈しよう」
「・・これをいつも使われている方に確認して貰ってもいいですか?範囲の距離を広げたのと仔細を良くしました」
「・・そ、それは誠か?何をどうして・・触っていただけで付与の効果を改変したと」
いやーそんな大した事は無い筈?ないよね?俺の使っている魔法陣を上書きしただけだし。これは積層魔法陣とは違うから、明確な魔法陣を転写しただけだよ。魔法陣の大きさも変わらないから、器の要領不足とか起きなかったしね。
起きた余計な事・・他の4つも同じ事をする事に成った。まああれですよ、これを作った付与魔法士が古い魔法陣を使ってぼったくり商売をしていたのではないか?そこは冤罪を着せておいた。我が身の保身です。
「見せるだけの報酬と言われても・・持ち合わせの魔道具はこのネックレスくらいだ。これは毒を感知する魔道具だ」
「毒・・だけですか?」
「毒だけだ、魔道具に複数の能力が付与出来るとは聞いた事が無いな」
「では、使わせて貰います。手持ちで宜しいと・・悪意とかは・・いー」
「毒だけだそ。それに悪意を確認したいと言っても、いー・・侮蔑の表現にも足りないぞ。今時いーする者も少ないと思うが」
恥ずい!いーがマイナー過ぎだし、幼児攻撃しちゃったわ。サナーの笑い声が決壊している、俺の限界突破が恐ろしい。
手に持ったネックレスに向かっていー、その絵面がかなりやばかった。お父様がグラスを一気に煽っている、お母様は背中を揺らしている・・いつの間にか後ろ向きに成っているよ?
これ以上の他の人の確認は止めよう、悪夢にうなされても困るからな。
次回の投稿は9月14日を目指します。コロナや台風に地震・・予算を動かすだけで金を手にする政治家。この国は昔も今も変わらずと。





