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転生ですか?面倒なので能力は召喚対応でお願いします。  作者: 飛友翔 
第四章第二部 落ち零れ領の改善政策進行
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王都は天候が良くないらしい。

本日の投稿分です、宜しくお願い致します。



※王都アーベリス近郊の街道 襲撃場所にて



 街道から外れた場所で見張り役の奴等は捕獲済み、状況は戦闘全てが中断に入ったのを確認した。そこで伸ばした3人組を見えやすい場所に引っ張り出し、<音の遠投>の効果を使いこいつ等も賊の仲間だと連絡する。


 こちらに駆けつけた騎士達に引き渡す「預かりましょう、ここからは男手が必要でしょうな」おい!俺のも男手だよ。お前絶対に後で泣かす。俺が女だったとしても男女差別の発言になるぞ。差別ありありだけど。


 複雑な胸中は置き去りのまま、女性騎士と思われる彼女に合流する。間を空けると冷静なられて、こっちの事情に入り込まれるからな。どこまでも先走りで行く。


「・・そ、そなた」

「えーと、怪我をしてる方とかいらっしゃいますか?何も無いですが体力を底上げ出来ます」


 最初に助けた騎士が何かを言いたそうに声を掛けようとしていた。うん、妨害しちゃうぜ。ここの優先は互いの素性よりも、今は現状の把握だみたいな振りだ。特に俺は胡散臭い、フードは脱いでるけど性別が微妙に・・そんな胡散はいらないよ。


 自分で言ってて何だけど、見た目がおネエだったとしても偏見に思うのは不味いからな。しかも俺の見た目はおネェじゃない。きりっと凛々しい、ちょっと前に怪しい言葉を聞かされたけど。


「・・ああ、向うの数人が軽い怪我をしている」


「ではこれを食べて貰って下さい、実けっ・・」


「実けっ?」


「体力を促進する効果のある食べ物です。食べ易い様に甘味に成っていますが・・この様に毒も無いです」


「そっ、そうか・・そうか?」


 疑問を増やした?大丈夫なのこの人?ここの騎士の半分以上は女性騎士だった。その辺は確認してから救助に入ったんだけど、賊の人数も同じ程度だったから師団の闘争に見えなくも無い。


 賊も徹底していないからバランスもおかしく、数で押し切る事が出来ない理由が合ったのだろうか?確かに関係者が多く成れば、情報を隠すのも難しく成るけど。


「・・食べ」


 おおう!怪我人が気を使って食べてるよ。私が毒見を敵な感じだろうか?みるみる元気に成ってるけど。これヤバくね?傷跡が薄く成ったと思ったら消えちゃったわ。


「はいはーい!この体力促進食が自己治癒力を上げました。軽症なら無くせるみたいです。肌艶には最高って言われてましたが、みなさんも気にせず食べて下さい。ここにある分しか有りませんが、日持ちはしませんのでお気軽にどうぞ」


「・・艶・・私も・・」


 よしよし。みんなモグモグしとる・・おい!男手とか言ってたお前は要らないだろ?ガテン系じゃないのか?ガチャ回しとけ。


「ああ、救援の方々も見えてきましたね。騎馬が先行してましたから、時期に合流出来そうです。あの後方に騎士団が走ってましたから」


「ん?ああ、接敵に気付いた時に救援の者を走らせたからな」


「ああ、やはりそうでしたか。なら・・お気をつけて」


「んえっ?」


ばいばいさ~。うん、実験で色々と解ったから帰るね~





 *待機所兼娯楽・仮眠室・・飲食可*神のおサボリ・・


<あれは大丈夫なのか?>


 ナレーター発言を余裕スルー神達だった・・


<何がだ?いつもの調子だぞ>←ちなみに担当者です


<あいつ、火属性魔法を使う気まんまんじゃないか?風と同じ様にヤバくないか?丸焼けとか?>


<ああ、そこはワンパンで粛清した>


<おう・・>


<火魔法を体に纏って変身したみたいな感じを出したかったらしい。俺の戦闘力がなんたらと夢の中で言ってたからな。だから体に纏ったら丸焼けになるぞとワンパンした>


<・・危なかった・・あいつ1人前とか頼んでないからな。食いたくない>


<他の属性魔法は見た目がはっきりしないし、凄い地味なんですよ!と、嘆いてた。派手な事に拘ったらしいが、全く理解の外だ>


<ああ・・解らん奴だからな。料理だけ頑張れ料理だけ>


<それも行き詰ってるらしい。火魔法を魔道具へどう使うかと巡らしている。今一番欲しいのは上火だったらしいが、上から火の粉や燃えカスが落ちるからたまらん。下底と上蓋を挟む形で火に掛けた奴は、裏返した時に悲惨な状態に成ってたからな>


<おおぅ、何が作りたかったか知らないが頑張ってはいたか>


<担当者の責任があるから逐一見ている。あいつの世界ではそんな道具があると。料理の上部がこんがり焼けるから、同じ料理でもひと味違うらしい。ちょっとした微妙な違いと言っていたが、こっちではそれが無くても躍進的だ。無理は不要だと言ってある。ただ爆発は止めろと>


<・・勇者の馬鹿が言ってた青春は爆発だーのあれか?>


<似た様なものだ。どんな爆発かは解らないが、こっちの世界ではそのまま爆発する。ほんとにする、そこは脅かしじゃないと言ってある。だからワンパン粛清だと>


<・・そうか。適宜にワンパンしてやれ。厨房大好きと言い出すくらいに>


<解っている・・夢の中まで来るんですかーってびびってたからな。あいつも訳の解らん事をするから、こっちも理不尽を押し通す。躾は大事だ>


<そうだな。あいつの料理・・健康はいいが大怪我はどうなんだ?>


<解らん。加護を与えたはいいが、実証された物がない。あいつも目立たない為に、ひたすら隠すと言っていた。健常者に与えるぶんには、まず気付かないから問題あるまい>


<ああー確かに。健康が割増しに成っても得した気に成らんか。ちょっと気分が良い!位だな>


<そんな感じだ>


 能力値を測るメガネも無く、変身も出来ない事が確定した日だった。だが隕石には成れる・・燃えたまま落下して燃え尽きるけど。


<あれは加護に実感が―で嘆いてたが、避妊薬が効かなく成って直ぐに子が出来たから、気付かない方がおかしい。俺の種が凄過ぎとか無いからな。しばらくは命中率に気をくばるか>


 健康と種付けの親和性は無いと言いたい。自称が種馬だから、そっちに加護が?




※レマイア領中央領公館


 もえろーいい女ーもえろなっ♪・・さっきまで[空間探知]内でリサイタル遣ってた俺です。1人リサイタルでのどがガラガラに成っちゃったよ。楽器が無いから演奏なしのアカペラだけど。


 それも体内時間の調整なんだから、大人しくしてるって選択もあったけどね。それはいいとして領公館に来てます。ほらあの料理の加護が凄いじゃない?って事なら、両親にもっと食べさせるべきなんですよ。


 特にこれから数日は出張に出ますから、その間にも食べれる物を考えて作り置きしようかと。端的に言っちゃえば、遊び呆けてんじゃねえって奴だ。外時間じゃ全く遊んで無いけど、内心は凄い罪悪感が沸くんですよねえ。


 そして作ったのがこちら!その見た目はまさに乾パン・・乾パンじゃん。描いた通りだけどちょっと悲しい。その味はそこそこ食べれるけど、えーって感じの味に仕上がってる。


 うん、思った以上の出来の乾パン。口の中の水分が吸収されて食べづらい、責任者出てこい!最高裁まで戦うぞ。えっ?呼んでるの?


「・・これは・・いつもと少し違いますね」


「はい。美味しい物とは区別されます。健康と美容を考慮しましたから、材料をそちら優先に仕上がっています。体調も考えながらそう日を置かずに食べて下さい。1・2枚で効果はしっかりありますから、

忘れない様にお願いします」


 お母様、嫌がらずちゃんと食べて下さいね。後サナー君、目が泳いでるよ。何かを探しても逃げ場はないのだ、貴方もしっかり食べなさい。


 厨房で意気揚々とこれを作りまくってたら、忍者の様に忍び寄ったサナーに拿捕された。誰かがチクったらしい、俺が邪魔だったのかも知れない。


 味見してた奴等の顔が嫌そうだったもの。だが言わして貰えばだ、良薬は口に苦しと言うだろ?菓子だけど。特別な材料は俺手製だけだが。


 同じ味がいくらでも出せるのが非常に不味い気がする。作りたがらないかも知れないけど。美味しくないし。


「ここに呼んだのは他でもない、王都から火急な通達が届いたからだ。内容の1つは第三王女のシルベーヌ・アーベリス様が、視察から帰着中の所を王都の近郊で襲撃を受けた。王女様には全く危害は及ばす、護衛の者達も軽症を負った程度で済んでいる」


 早いわー。3時間か4時間ほどで通達を送った感じだ。オヤツが焼けると同等・・お父様、健康を考えてちゃんと食べて下さい。嫌そうだなおい。


 酒の肴にしとけ。苦くしとけば良かったか。だがだがカモーン!・・カモーン!かっ、無いな。うん飛ばない。ストリーに必要な語り手やナレーターの雇用もなしっと。ここ独白?自前なんちゃらは難しくね?仕方なしだけど。


 はいそこ!ここレマイア領はシーリエス大陸のアーベリス王国って所にあるのよ。そしてその首都が王都アーベリス って訳。その国王がセブレリオ・アーベリス陛下と言う御方なんです。


 うんまあ、実質は会社の社長か会長の位置づけじゃないかな。誰が聞き耳立ててるか解らんから、粗暴な扱いの言い回しはしません。その陛下の子供達はかなり居るんだけど、表明されてる王位継承を持つ人達は現在6名なんだって。


 いや居ただな。第一第二王女は、そそくさとお嫁に行ったからな。現在この2人は保留扱いなんだ、何かの最悪な理由で復権するかもの時は、継承権から外されてる若手も加わった競争に成るからだ。


 今も競争と同じ試練の課題に挑んでいる、期間の設定された指定の領の後見人と成りそこでの成果を求められている。


 第三王女シルベーヌ・アーベリスと第三王子・・知りませんよその人。うん、名前何て覚えるフラグは回避に限る。先で関わりそうでしょ?


 それでもだよ、第一王女フランナチュール・アーベリス様と第二王女ベレバスク・アーベリス様・・おい!喧嘩売ってのか?なら買うぞ!スイーツ塗れじゃねえか。第四・・以下に不要な詮索はしません。胸焼けしそうだから。


 話は戻すけど第三の王子と王女が、領の後見人とする試練の継続中なのだよ。それが終わればそこから精査が始まって、最後に次代の国王が決まる感じだな。


 うん王政に有り勝ちな統治制度を重視せず、民も含めた社会経済制度を推奨していそうだ。どっちも混ざってそうだけど。


「襲撃を促した頭目を特定する事は避けたのでしょうか?通達の早さに迷いが感じません」


「多分そうだろう。賊の証言があっても偽証と切り捨てられるからな。捕らえた者に貴族が居れば少しは信憑性が出るが、その者に罪を着せるだけにも成る。王族の者を襲撃したとなれば、相当の者が関わっている筈だが難しい事案だ」


 確かに証拠を確定出来る物などこの世界では難しい。優劣に格差が有り法が偏っているのだから、対比では割り出せない実証が必要に成る。


 だが確実な対応も無くはない、当事者を現場で押さえその場での処理をしてしまえばいい。死人に口なしだ、そのまま罪を被せるのさ、あっはは。


「しかし豪気な襲撃事件だな。王女の視察の共連れでは、規定の騎士団が一個小隊は連れて居た筈だ。他に従者等も含めれば、その数50名前後を相手取る覚悟で挑まなければ成らない。即時玉砕でも構わない2つや3つの得する手立てを持っていたのか?」


「襲撃その物なのでしようか?危機管理の面を問われるなら、行軍場所の整備に落ち度が伺えます」


「あながちな弱みと突かれるのは騎士団の方か?近衛にとってはいい迷惑だな」


 はいはい、そんな近衛に見える女性騎士さんがあそこに居ましたよ。しかも半数が女性騎士・・おおい、王都の一個小隊は30人から形勢されてる筈なんだぜ。


 半分ほどしか居ませんでした。云えないけど。俺がその場に居たとか、絶対の極秘案件だ。フーリアの虐めも受けたばっかりなのに。


 ああそれね、ねずみー団子ヘッドのイエールに、王都土産の髪飾りを上げたんだよ。あの団子・・紐で毎日縛ってるんだぜ。無駄・・大変な努力家じゃなかろうか?ならと丸めた髪を、サクッと止める髪飾りを賄賂として上げたのさ。


 それをフーリアに見つかってタックルを食らった。その後に手を出して要求・・攻撃済みなのに賄賂を要求するとか怖すぎ。


 ペンダントの模様を優先して選ばせてやったよ。渡すのは例の<永眠?>に決めてある、素晴らしい模様だとプレゼンに熱も込めたさ。そのまま持っておゆき。空の彼方へ。


 今夜は完全な爆睡が得られるぞフーリア!・・あっ!王都から帰る途中の寝る前に、全部のペンダントの付与の書き換えが終わってたわ。失敗だ・・<永眠?>は何かの機会に実験しよう。攻撃の武器になるかもだし。


「随分と雲行きが怪しく成って来たな。シルベーヌ殿下が後見人を仰せつかっているのはメンドセイ侯爵領だった筈だ。あそこは・・近衛騎士であり姫殿下の護衛騎士隊長は燐領のシナセイ伯爵の長女だと記憶している。名は確か・・アンコロっじゃ無いな。アベイユ・シナセイだったか。この騒動はこっちにも飛び火しそうだ」


 モッチモチだからな。全く関連して無いけど、米粉を使ったパンならモチモチも有るから。お父様、アンコロと間違えてはいけません。アベイユのスリリングな名が台無しだよ。こっちが刺されたらどうする?みなさん火は嫌いです。


次回の投稿予定は、6月18日を目指します。

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