シャボン玉
シャボン玉
屋根まで飛んで
ぱちんと消える
大きい丸も
小さい丸も
どこかでみんな
ぱちんと消える
もっと高くと願うけど
あの高い空に届かない
それでも昇った
シャボン玉
シャボン玉
いろいろな丸があるけれど
同じ丸はひとつもない
たとえ大きさおなじでも
渦巻く模様は少し違う
たとえ同じ模様でも
空飛ぶ道は少し違う
ふつうな丸はどれだろう
わからなくなった
シャボン玉
シャボン玉
ゆっくり長くで
大きい丸
短くはやくで
小さい丸
大きい丸だと
数は少なくなるけれど
中にはたくさん息が詰まってる
小さい丸だと
息が少ししかないけれど
周りにはたくさんの仲間が生まれてる
どっちもとても良いけれど
どっちかしか選べない
今日も迷った
シャボン玉
シャボン玉を吹いていて感じたことを詩にしました。人それぞれ感じることは違うかもしれません。しかし、私としては人生について考えながら書かせていただきました。ご自身の感想とは別に頭に残ったら嬉しいです。