~誰も愛せなくて だから 誰にも 愛されなくて ~
30代半ばも過ぎた、この歳になっても私は人の愛し方を知らない …
確かに好きなんだと、いつもそう思っているのに気がつくと、いつの間にか駄目にな っている …
そうすると、いつも決まって過去へ連れ戻されてしまう … プレーヤーが自動的に巻き戻して、自動的に再生する嫌な映画のワンシーンは …
争い罵り合う両親の姿 …
「愛しあう両親の間に産まれた子供は、自然に愛する事を身につけるのだ 」
誰かが偉そうにTVで言っていた、確か何処かの大学の教授だったか…それとも精神科医だったか …
まぁ、どちらでも構いませんけれど …
人間の心には色々な面があって、 性格も1つじゃない事くらいは解っていますけれど、私は嘘を、極端に嫌ってしまう性質なようで …
例えばそれが、私を気遣う言葉であったとしても、 何度も繰り返されていると違和感を感じてしまう …
「この人は平気で嘘をつく人間なんだ…」
終いにはそう思うようになる …
猜疑心が拡がり、 軈て2人の関係が終わる
「人間は、沢山の成功例を持つ事で、自分に自信を持てるようになる 」
何かで見たのか読んだのか …
成功例の少ない人間は?どうしたら良いの? そこが知りたいのに言わないから…
「私は病気? 」
思い込んで、色々、病院で調べてみたりもしたけれど … 異常なし… 調べれば調べる程 辛くなる …
普通と言えない家庭で、育てられてしまった子供達は、何から?どこから?学んで愛を知るのだろう?
そんな疑問を、何十年も抱えながら、結局 独りになる人生を生きて来た。
そう、彼に出逢うまでは …




