訳あり乙女と 純情若様の 二人で紡ぐ ラブストーリー
ごきげんよう、アニイアンニンドウフです♡
わたしの ワクワク☆を 言の葉で 紡いでいきます。
一緒に ワクワクしていただけたら、幸いです(*´∀`*)ノ
あなたに 素敵な ワクワクが 届きますように!
土砂降りの雨の中、響き渡る蹄の音と 野太い男たちの怒声。
暗闇に浮かび上がる 松明のあかりは、 まるで鬼火のように 不気味にさまよい 逃した獲物を 執拗に追い求める。
ひっくり返され、無残に大破した荷馬車。その上で、仲間たちと たわいのない会話を交わし
笑いあったのが まるで 嘘のように感じられる。
その下で、耳を塞ぎ 瞳を閉じ 小さくうずくまる 一つの影。
地面を叩きつける雨音が、周りの音を だんだんと 消し去ってゆく。そうして、己の意識も
薄れてゆき・・・・・・
「もう、大丈夫だよ。」
耳元で そっと 囁かれた 低く優しい声。
「もう、大丈夫だよ。目を 開けてごらん。」
そっと 頭を撫でる 優しく暖かい感触。
「もう、大丈夫だよ。僕が 君を 守るから。」
おそるおそる 開かれた瞼の裏に、映し出される 優しい笑顔。
後ろから 照らし出される 朝の光が眩しすぎて、その口元しか 識別出来ない。
「もう、大丈夫だよ。よく、頑張ったね。」
紡ぎ出される言の葉は、どれも やさしく、どれも 暖かい。
そうして、その暖かさに 体ごと 包み込まれる。
「もう、大丈夫だよ。ゆっくり おやすみ。」
覚醒した意識が 再び 暗闇へと 落ちてゆく。
でも、今度は 大丈夫。だって・・・・・・
どんな時にも ワクワクドキドキ♡
アニイアンニンドウフワールドが あなたに そっと 届けましょう。
笑顔になれる 言の葉の 贈り物をー