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私の恋の話をします。

作者: 幸多

私の恋は三回目の恋は遠距離でした。

ネットで知り合った彼は私より三つ年上でした。私と彼はすぐ恋に落ちました

話して三日、寝落ち通話に付き合って四日、先に好きになったのは私で告白は彼からでした

彼はとてもフレンドリーな人で誰とでも話しかける方です。

一方私は受身で自分から話かけられないチキンなやつでした



彼から話かけてきてくれて、私はとても嬉しかったです。

気になっていた、というよりどんな声なんだろう?どんな人なんだろう?などなど。まるで転校生を待つような気分でした

声を聞いたときに思ったことは優しそうな人だと思いました。おっとりしてるというかなんと言えばよいのか、なんとなく落ち着く感じでした

一緒に話ている間に好きなものが似ているということがわかり前よりずっと彼のことが気になりました

ただ、気になるだけであって好きではなかったのです

私がなぜ彼を好きになったのか、自分でもわかりません。

ただ、声が好きで彼の笑い方が好きで彼の癖が好きで彼の眠そうな感じが好きで彼の照れているところが好きで彼のすべてが好きだったのです。

彼のことを思って想って泣いたことは数え切れないほどあります。寝ても覚めても彼のことばかりで頭がいっぱいで仕事も勉強も手につかずで、いわゆる私は彼に対してベタ惚れってやつだったのです

彼は私のことをどう思っていたのでしょうか?

ただ、好きだと思ってくれていたのなら私はもうなにも望みません。



くだらないことで嫉妬して、くだらないことで泣いて、その繰り返しでした。

彼のことを思ったら胸が締め付けられて頭ががんがんして呼吸がうまくできませんでした

彼の声を聞いたら顔が真っ赤になり体があったかくなり自分が自分ではなくなるような気がしました

あぁ、もう、知らない。こんなの私じゃないこんな私のキャラじゃないと何度も何度も自分に言い聞かせていました


好きでもいいですか?好きでいてもいいですか?何度もそう心でつぶやいていたのです

彼のことを想っていた自分はなんて乙女だったのでしょうか



そんな私は彼を想い今日も涙を流すのです


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