表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

太陽と私。

プルプル、、、。プル、、



電話だ、、。



プルプル、、プっ。



華恋「みーゆーう!」


美憂「わ、わかったって!


いまいくってば!」


華恋から電話だ。


太陽をいちいちみるたび

思い出している場合じゃない。


今日からは夏休み。


皆で海いくんだから、

楽しまなくっちゃ!


華恋「はーやーく!


電車遅れちゃうじゃん!」


美憂「はいはい!いまでますー!」



彼女は私の友達の華恋。


高校からずっと華恋とはいる。


さっきから、


華恋は朝から少しご機嫌ななめ..。


華恋「な、なんで。あ、あいつがくるわけ!?」



とか、なんちゃら独り言ゆってるし...。


近所迷惑だってば、、、。



華恋は、ずっと私の家の前で


待っていてくれる。



電話からも、鬼のような怒り声が聞こえる。



華恋「美憂まだぁ!?」


美憂「い、いまいくぅうぅ!」



ダッタッダッダ!



私はいきおいよく階段をおりた。


あとは、玄関のドアをあければ、


もう、この家には、2日帰ってこない。



母「美憂。...大丈夫?」


美憂「だ、大丈夫だって!


も、もういかなくっちゃ!」


母は朝から心配しててくれる。


そりゃそうだ。


母「あの海、、、。


美憂とばあちゃっ、、」


美憂「もう!私あの頃みたいに子供じゃないから!


いってきまーす!!」



母「み、美憂っ、、!」



ガチャっ!



私は、ドアを開けた。


私はこれから海に行く。


そう、あの海に。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ