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神様の好奇心は人をも殺す  作者: all
靴下を履けない本編
16/59

真実が八割 嘘は一割 黙秘を一割?

少し遅れてしまいました。


誤字などの確認をやっていないのでみつけちゃったらコメント等してくれると助かります。

魔法(3)

魔法の詠唱にも種類があり、全詠唱、短縮詠唱、詠唱破棄、無詠唱と4つある。


短縮詠唱はまだ使い物になったりするものの、詠唱破棄や無詠唱ともなると使えない人が多く、威力も低い。


それを専門に訓練したとしても目眩ましや牽制以上の効果を望むのは難しいと言われている。


だが気休め程度の防御魔法でも詠唱破棄で使えることで戦闘などでの生存率が上がる。


そのために高等部の授業では一部の生徒に限り特別授業と称して詠唱破棄の訓練を行う。


精霊や神の加護(チート)を受けている人たちはその加護を受けている属性に限り詠唱破棄までなら訓練次第でほぼ扱える。


無詠唱の成功例を出したのも加護を持っている人が最初らしい。











「サバイバルですか……」


あの勉強会からまた一週間ぐらい過ぎたあるなんでもない一日(日常)


引き篭もり(自主魔術勉強)により、運動能力が皆無な私にとって辛いであろう実技授業の一つの内容を聞いている。


クラリィさんが中心となって説明してくれていたりする。


「今回はエリック君が入ったために期限が短くなった。十日間を七日間に変えたらしい。さすがに八歳にサバイバルは厳しいとの意見もあったらしいけどユアン先生が押し通した。日数削減は押し通した代償みたいなものかな」


それ(日数削減)はありがたい事ですけど、私にとってはまだ長いほうだと思うのですが……」


というかユアンさんは私をどうしたいんだか……。


「そこは仕方が無いんじゃないかな?まぁ私達がサポートするしね。エリック君は初等部から飛び級してきた天才児だしどうとでもなると思うよ?」


「いつから始まるんですか?」


「五日後からだね〜。この時期はみんな少しだけピリピリしているね〜」


「場所はどこでやるんですか?」


「この森を少し過ぎた所かな。(魔力フィールド)があるからあまり近いと魔物が強すぎるために少し離れてサバイバルをする。君もいることだしね」


「さすがにサバイバルしながら高ランクの魔物と連戦するのは無理があるもんね」


「連戦する余裕ありますか〜?この前のサバイバルで当たったCランクの魔物の『ラングロック』と戦った時はヘトヘトだったじゃないですか。ギリギリ高ランクに分類される魔物ですけど」


「うっ……いいじゃん少しぐらいカッコつけさせてくれても。だってアイツとても固かったし!」


「私たちが間に合ってなかったらどうなっていたことか……自分の実力はしっかりと見定めておかないと後で痛い目見るよ?ほらエリック君も呆れ目だし」


「そんな事は――『ないよね!?』――はい……」


割り込む程に恥ずかしかったのかな?


こうして見てると『王族に関わりある立場にある人』には全く見えない。


けどCランクの魔物に出会って応戦が可能。


チームで応戦したら当たり前のように倒せるっぽいしすごい事なのだろう。


それがどれぐらいすごい事なのかよく分からないけど……。




魔物がいるってことはこの学園に来る前にダニエル父さんから聞いていたけど、強さやランクの事は聞かなかった。


今回は(学園の威厳に)基本安全(関わる一件)だし、お前の魔術力なら問題ない』とか言われてそのまま出発した。


学園で実際に魔物授業とかあるし、無理に教えようとは思わなかったのかな。


道中結構緊張(ダニエル父さん)したけどね(のサプライズ?)




「まぁこの時期は少しでも体を鍛える事とかはしといたほうがいいと思うよ」


「とはいってもやっぱり体力的にきびしいと思います……」


「いっそ荷物はクランに全部持たせちゃったりすれば?」


「エリックくんの分だけかい?」


「いっそ全員分?」


「それはさすがに厳しすぎる!というかメンバーの荷物は持ってはいけないはずだろ!?」


「あークランくんおはよう〜」


「ふふ、遅かったね」


「なるほど、でもエリック君はそれに当てはまったりするのかな?唯でさえ初等部一年生から飛び級してきた天才児なんだから」


「あのー、自分の荷物は自分で持ちますよ?流石に……」


「ほら、気を使わせちゃったじゃない!」


「うるせぇい。まぁ、一人分ぐらいなら増えても大丈夫だと思うが……」


「ですから――――」


子供(八歳)はおとなしく大人(十六歳)に甘えなさい!」


「はい……」


感情が高ぶると肝っ玉母さんみたいな言動があるなぁキャロラインさん。


本当に王族の立場にある人なのかな?自分の推測に自信がなくなってきた……。


「まぁ荷物のことは置いといて、勉強会の時間を肉体強化にしたほうがいいかもしれない。途中で倒れたりしたら困る」


「記憶力が良すぎだよねエリックくんは。だから理解力が少し追い付いてないけどそれでも八歳とは思えないほどだし」


「うらやましい話です〜」


「俺も記憶力が良かったら試験に苦労しなくていいのにな」




そう、私自身の(飛び級)を記憶力がいいとして誤魔化したのだ。


流石に口先だけでの誤魔化しは無理だった。


それなら飛び級するだけの理由を一つだけでも明確にさせれば何かにつけて納得させる事が可能になると思ったので実行。


これで思考を高校生レベルでやってしまっても周囲にいるのがその高校生。


ボロをだしても気づかれにくい……はず。




「じゃあ放課後までにエリックくんの肉体強化のためのプラン考えておいてね」


「う〜い」


「時間的にはそろそろ授業かな」


「じゃあ今日も一日頑張りましょ〜」


肉体強化か……おんぶに抱っこはやだし、最近やっとできたあの魔術で自主的に頑張るとしましょう。


アリシアさんの口調が難しい!どうやったらポワポワ天然風味を出せますかね。

いっそ他作品の口調をそのまま持ってこさせようかな……。

鈴の音ブランドのアルゴノーツの黄色のタンク天然さんとか……。


他にもキャロラインさんとクラリィさんとの口調が少し似ているせいでどっちがしゃべっているかわかりにくいのも問題ですね。


どうにかしたいのは山々なんですが……まだまだ文章能力が低いのでこの有様でございます。


この小説では魔術と魔法の厳密な違いはありません。


イコールと考えてくださってほぼ間違っていません。


ではまた次話で。



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