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神様の好奇心は人をも殺す  作者: all
靴下を履けない本編
15/59

言い回しは日本語の美徳

会話がすこし変と言うかテンポが悪いです。


どう直したものでしょう。

魔法(2)


魔法の難度としては大別して初級、中級、上級の三つに分かれており、どんどん詠唱が長くなる。


魔法が失敗する理由の一つが『自分が制御できないほどの魔力を魔術語に載せて詠唱する』ことである。


詠唱が長くなることで使う魔力の総量が多くなり、制御できなくなった時点で魔力そのものが霧散する。


詠唱自体に載せる魔力を変えることで威力を操ることも可能だが、一小節の詠唱に載せれる魔力は限度があり、初級魔法の威力はいずれどこかで頭打ちになる。


この一小節の詠唱に載せれる魔力の幅が広ければ広いほど応用が効きやすい。


そして詠唱後、自分が詠唱した『魔法名』を言うことで魔法に対するイメージが強固になり、失敗しにくくなる。


周りから見て同じ魔法でも人によって違う名前をつけていたりする。











時は放課後


「さて、高等部初めての授業だけど分からなかったところってある?」


場所は高等部女子寮。


「私たちはエリックくんの勉強を一任されている。これから色んな意味で大変だと思うから出来る限り力になるよ。それが私たちのためにもなるしね」


キャロライン(リーダー格)さん、クラリィ(知的な女性)さん、アリシア(ポワポワ天然)さん、三人の部屋。(高等部はチーム力向上のために同性は同じ部屋に住む)


「なんでもきいちゃってくださいね~」


女子寮に入り、女性の私室に入り、実力トップチームの女性三人に囲まれている状況。


男子なら夢見るハーレム状態だね!


だけど残念、私の意識は女性である。


だから……たとえどんだけ羨ましくても、子供(八歳)危険(嫉妬)な視線や呪詛をかけないでください………。




クラン(チーム唯一の男)さんとは別行動。

というかいつもはこの三人で動いているのだとか。


クランさんも嫉妬の対象にはなっているが、お遊び程度のものだったりする。


半年間で必死に築いた立ち位置といった所なのかな。


チーム人数は四人以上がラインだったため、キャロラインさんに引っ張られてそのまま強制的に組んだらしい。


ちなみに、どういった関係なのかは教えてもらえてない。


クランさんのことを話している時でもキャロラインさんはかなり自然体だった。


良い仲になるかどうかは微妙といった感じである。




……まぁ、そんなことは結構どうでもいい(閑話休題)




それより問題は、私がよく考えずに付いていってしまい、作ってしまったこの状況(女子寮の部屋)この場面(皆でお勉強)


実際に高等部の授業は初等部より難しくはあったし、先生がハキハキと喋るので進むスピードも早い。


だけど初等部『より』は難しいという程度だったし、魔法に関しての予習がほぼ完璧なために特に理解し難いことがなかった。


魔法授業の他には数学や歴史などの基本科目授業は初等部の方でほぼ習う。


高等部は初等部の復習に近い感じであり、騎士育成学校と称されて名前負けしていないほどに実技と魔法に関しての授業が多い。


私はまぁその辺(初等部)は一週間しか勉強出来なかったわけだけど、擬似完全記憶能力と高校生レベルの論理的思考力で問題なし。


魔力という摩訶不思議で万能なモノがあるためなのか、数式や物理に関することは全くといっていいほど発展していなかった。


歴史はまだまだ分からないことが多いけれど、順次覚えていけば問題ないと思う。


ちなみにここの国の名前がイルガンダ王国とか言うらしい。


今でも自国が日本だと思っている自分にはあんまり興味がない。(戻れるとは思っていないけれども)




……纏めると、分からない所がないのだ。


実技でも、


四原則魔法の火、水、風、地。


上位三原則魔法の雷、重力、治癒。


最上位二原則魔法の光と闇。


これらの魔法を五年間の弛まぬ努力で全ての魔法を制御、習得したのだ。(重力に関してはまだまだだけど)




さすがに大規模な攻撃魔法などを地下だろうと街中で使うことは自重した。


まぁそのために搦め手などに特化した『攻撃魔法じゃない(嫌がらせの類である)攻撃魔法』を作ってみたりもしたから、多少の事なら問題ないはず。―――じゃなくて!


ええぃ、今は思考を逸らすな。


あぁ……、女性三人組が黙り込んだ私を見て微妙な顔してる。


とりあえず今考えるべき事は、ここをどうやって天才児として見られないように突破するかだ。


これ以上の奇異の目が私に向くのは避けたい。


そしてこれを回避するためにはテストで手を抜くだけでは不十分だろう。


焼け石に水程度の事なのかもしれないけれど、これだけでも人の印象はずいぶんと違ってくるはずだ。


下手にこれ以上目立ったらユアンさんと話に出ていた『異常な天才』なんて飛び越えそうなレッテルを貼られてもおかしくない。


それは避けたい。それだけは避けたい。目立っていいことはあるかもしれないけど、私は自由に生きたいのだ。


(二つ名)のついた人生なんて自由じゃない。


と、いうことで……


「分からない所がわかりません」


「まぁやっぱりそうなるよね?」


「わたしたちでも分からない所があったりしますもんねぇ」


「……」


この言葉なら普通に授業内容が『理解できていない』とも取れる。


どこがどう間違っているか分からないから授業が分からないのだ。


けど意味を少し皮肉に取ったら『分からない所がない』と言っているようにもなる。


こんな勉強会をする必要がないと言っていることになる。


最後の『分かりません』をある有名な『チッ、反省してまーす』などの同じトーンにしたらわかりやすいかもしれない。


日本語を母国語(基本)にしていると別の国の言葉でも言い回し等で苦労しないなぁ。


そうそう使える場面が多いとは思わないけども……。




とりあえず、今日のところは授業のおさらいをして終了だった。


この勉強タイムもどうにかしないといけないなぁ。

数式は偉人と呼ばれる人が必要だと思ったから発展したのです。

この世界の場合は数式を魔法に変えていろんな分野で発展しています。


小説を書くネタはポツポツあるのに違和感なくつなげていくのは難しいものです。


明日から大学が始まってしまうので更新スピードが多少遅くなるかもです。


この小説ですが総合評価が100pt超えてしまいました。


まだまだヌルい文章やテンポが悪い会話文等がでるかもしませんが精進していきますのでどうかよろしくお願いします。


それではまた次話で。

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