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第4部 第16話 タイトル:強制拡張――接吻による魔力の蹂躙

「……買い物だと? そんな暇があると思ったか」

翌朝、期待に胸を膨らませていた三人を待っていたのは、ルーニーの冷酷な宣告だった。

昨日の実戦で露呈した、アイリスとエヴァの圧倒的な練度不足。テイラーだけが及第点という事実に、ルーニーは「効率的な強化」を選択する。

「アイリス、エヴァ。お前たちの魔力の『器』はあまりに小さく、脆い。……今から私の魔力を直接注ぎ込み、強制的に器を広げる」

「広げるって……どうやって?」

アイリスが不安げに問いかける。

「――こうする」

ルーニーはアイリスの顎を掴むと、拒絶する暇も与えず、その唇を奪った。

「んむ……っ!? ……ふ、あぐぅっ!?」

アイリスの瞳が大きく見開かれる。

それは甘い接吻などではなかった。ルーニーの膨大で鋭利な魔力が、口腔を通じてアイリスの体内に「濁流」となって流れ込む。

体内の魔力回路が、許容量を超えたエネルギーでミシミシと悲鳴を上げ、内側から引き裂かれるような激痛がアイリスを襲う。

「あ……が、はぁ……っ! 苦し……っ、ルーニー、壊れちゃう……っ!」

「壊れたらそこまでだ。……耐えろ。器を広げたければ、私の魔力をすべて飲み干せ」

ルーニーはわざと、彼女が失神する寸前で魔力をさらに強める。

隣で見ているエヴァは、恐怖に顔を青ざめさせながらも、その「主君による蹂躙」の光景に、自身の股間が熱くなるのを抑えきれない。

「……次はエヴァ、お前だ」

ルーニーに放り出され、床に崩れ落ちて荒い息をつくアイリス。その瞳は涙で潤み、あまりの苦痛と衝撃に、もはや王女の威厳など欠片も残っていない。

「ひ……ひぃっ! ……あ、あああ、ルーニー様、私……私も、壊して……っ! ぐちゃぐちゃに、広げてください……っ!」

エヴァは恐怖と快楽が混濁した悲鳴を上げながら、自らルーニーの唇を求めて縋り付く。

テイラーは、その光景を無機質な瞳で見つめながらも、内心では「自分だけがその激痛(特権)を共有できない」という焦燥に、拳を固く握りしめていた。

「……今日は一日、これの繰り返しだ。……立て、アイリス。まだ器に余裕があるぞ」

宿屋の一室は、魔力の奔流と、少女たちの断続的な悲鳴、そして密やかな水音に支配された。

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