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カレアの双眸  作者: 琥珀
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祝福のある世界で

 人は生まれたときに命の女神アルシュタットから祝福を授かることがある。

 優れた腕力を持つ者、俊足で駆ける者、魔法を操る者。

 祝福を受けた者は人々から重宝され、富や名声を得ることが多かった。

 だが中には祝福を用いて、欲望の神ベリルスが生み出した魔物を討伐する変わり者もいた。


 魔物はモンスターと呼ばれ、欲望のままに破壊と略奪をくり返すことから忌み嫌われていた。

 魔物退治は元来、騎士の役目である。

 騎士は民を守り、危険から遠ざけることを生業とした職業だ。貴族や王族に仕える歷とした身分を持つ者たちであった。


 そんな騎士とは裏腹に決まった身分を持たず、自由に生きて死んでいく者たちのことを人々は冒険者と呼んだ。

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