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白い嘘

歩の影響力が強くなるにつれ、澪と由美の間の緊張は高まる一方だった。歩への揺るぎない忠誠心、そして歩を何が何でも守りたいという気持ちだった。


唇に微かな笑みを浮かべながら、由美は教室にいる澪に近づいた。歩のゲームに付き合うべきだとわかっていたが、歩を守りたいという本心も明かしたかったのだ。


「澪ちゃん、私の話を聞いて」由美は確信に満ちた声で言った。「混乱しているのはわかる。でも、歩が大変な状況にあることを知ってほしい」。


由美の告白に驚いた澪は、目を細めて由美を見た。友だちが歩のゲームに参加していることが信じられず、二人の関係の本質を疑い始めたのだ。


「由美、受け入れがたいわ」澪は不信感を含んだ声で答えた。「結果がどうであれ、歩に協力するということ?私は混乱せずにはいられないし、このすべてを処理する時間が必要なの」。


由美は決意を固めた表情で、さらに澪に近づいた。「ミオちゃん、アユムは大変な状況にあって、私たちのサポートが必要なんだ。今、彼を見捨てることは許せない。彼を守るためなら、どんなことだってする」。


澪は、友人への忠誠心と歩への不信感の板挟みになりながら、混乱の中で明晰さを見出そうともがいた。他人の影響だけでなく、自分自身の判断に基づいて決断を下す必要があることを彼女は知っていた。



「由美、あなたが歩を守りたいという気持ちはわかるけど」 私も真実を知る必要があるの。「私にも、真実を知る時間が必要なの。友達として、一緒にこの状況に立ち向かう方法を見つけたい」。


由美は理解したような表情でうなずいた。澪が真実を知り、前途に待ち受ける試練を乗り越えるのを助けたいと思ったのだ。


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