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神速の龍  作者: 五十嵐紅兎
5/9

第五章

更新遅くなってしまい誠に申し訳ございません!


更新できて無かった分を更新させていただきます!

神速の龍 5




瞳「霧月さん!50ってどうゆう…?!」


霧月「…わからん。誰かがここにいる情報を流したとしかっ…!」


秋人「…凛、何してんだ?」


凛「…今、回復系の能力の応用で周りにいる人やある物の気の流れを探ってるの。敵の数は……50…で間違いない。…でもおかしい。」


龍「何がだっ。」


凛「…敵の全員が手負いなんだ。それも…凄い怪我。…っ!」


龍「どうした?!」


凛「な、何この、気…!気持ち悪い…!」










楓「う………。」


榊「お!目が覚めたみたいだね!楓ちゃん!」


楓「………あぁ?」


榊「およ?」


楓「…てめぇ、今ちゃん付けしただろ?ぶっ殺すぞオラッ!!!」


榊「うぉ!……はははは、こりゃぁたまげた。精神が壊れて恐らく使いものにならないことは予想していたことだけど、ここまで早く目が覚めて、ましてや、精神が壊れて凶暴かするとわ!はははは、傑作だよ。はははははは。」


楓「おい、榊。どうも体がウズウズして仕方ねぇ。切り捨てていい人はいねぇか?」


榊「あぁ!殺すのはダメダメ!Aだって人員が足りてないんだ!そんなことしちゃいけないよ!」


楓「じゃあ、てめぇが相手になるか、あぁ!」


榊「んーそれもいいけど、今の君が僕と戦ったら死んじゃうから、やめといた方が良いと思うよ!」


楓「やってみなきゃん分かんねーだろうがよ!」


榊「はははは、やめなよ、ここ病室だよ?病室では静かにしなきゃぁー。」


楓「はははは!うるせぇ!逃げてないで相手しろよ!なぁ!」


榊「はははは、……黙れつってんだよ。殺すぞ、女。」


楓「っ!…てめぇ、どうやって俺の後ろに回ったっ!」


榊「どうもこうもないさ!ただ早く移動しただけどよ!とりあえずこれで理解したろ?今君じゃ…僕には勝てないって。あははっ」


楓「ちっ…。興ざめだ。」


榊「あ、そうだ!いいこと教えてあげるよ!このAのアジト本部のすぐ近くに君の弟さんたちがいるらしいよ!」


楓「……フッ!それを先に言えよ、チビ!」


榊「あ、待ってよ!僕も行くよ!」


楓「どけどけどけぇぇぇえええ!!!邪魔だ雑魚共!」


榊「あーあー、これじゃぁ止めた意味無いじゃないか…。」








凛「一際でかい気がこっちに向かってくる!みんなどうする?!」


龍「…凛、ちょっと聞きたいんだが。その探知は、気の流れでいろいろわかったりするのか?」


凛「うん、まあわからなくもないよ!」


龍「よし、なら質問だ。…そいつは160くらいの身長で女か?」


凛「うん、そうみたい。」


瞳「龍、なんでそんな質問してるの…?」


龍「…すぐにわかる。次だ、そのおんなは長髪か?」


凛「うん…。」


龍「…最後だ。その女の奥深くに、負の感情に似たような気を感じないか?」


凛「…………う、うん。」


龍「…そうか。ありがと凛。霧月さん、3人を連れて逃げてください…。」


霧月「……何を考えてる、龍。」


龍「……凛が言ってることが正しければ恐らく、敵は姉貴だ。」


瞳「…っ!なんでそんなことがわかるのよ!」


龍「…姉貴のことだ。多分あの後俺に苦戦した姉貴は、自分にまだ力が足りないと思い、榊に呪いを入れてくれみたいなことを頼んだんだろう。呪いを持ってる者には1つの共通点がある。それは、自分の奥深くに負の感情に似たようなものを植え付けられるんだ。その苦痛に耐えられればその負の感情が自分に定着する。人によっては、人格が変わる。そして、定着に失敗した者は、…死ぬ。姉貴はああ見えて、凄い精神が脆い。恐らく、人格は変わっている。それに、姉貴ほどの力を持った者が呪いを持つと、ここにいる全員でかかっても、最悪死ぬ。それは避けたい、だから逃げろ。俺が囮になる。」


秋人「おいおい!待てよ!全員で無理ならお前だけじゃ余計無理なんじゃ…!」


龍「そうだろうな…。だけどここで誰かが囮になんないと逃げられるもんも逃げらんねー!」


霧月「それなら、私が引き受けよう。と、言いたいところなんだが、一度決めたお前は意地でも下がらないからなぁ…。仕方ない、私が戻るまで耐えろよ。」


龍「…ありがとうございます。霧月さん。」


霧月「…死ぬんじゃないよ。」


龍「はい…。」


秋人・瞳・凛「龍ーーー!!!!!!!」


龍「………待ってくれるなんて、優しいじゃねーか姉貴っ!」


楓「なぁに、サシでやりたかったからなぁ。」


龍「…やっぱり精神壊れてるかっ!また会えて嬉しいぜ、姉貴。」


楓「かかっ!俺もだ、龍!」


龍「………。」


楓「………。」


榊「あっれー。もしかして僕忘れられてない?はは。」


龍「…力を貸せ!焔!!!時雨!!!!」


楓「…付き従え!颯!!!!」


榊「うっひょー。気を抜いたら、飛ばされそうだよ。さあ、君の本量を見してもらうよ…?楓ちゃん…。はははは…。」


龍・楓「はぁぁぁぁぁああああああ!!!!!」


龍「里見二刀流壱型・乱れ夜桜!」


楓「里見流伍型・風切り蓮華ぁぁぁぁああああああ!!!!!」


龍「乱れ夜桜の攻撃が全部弾かれるっ!」


楓「休んでる暇なんてないぜ!オラオラオラオラ!!オラァ!!!」


龍「なにか…。なにか手はっ!」


楓「おいおい!もう手詰まりか?えぇ、おい!」


龍「…っ!」


楓「来ねぇなら。こっちから行くぜぇ!里見流弐型・乱風!」


龍「やべっ!避けれ…っ!ぐはっ…!」


楓「かかかかかっ!じゅる……おぉ、いいぞ、いいぞ!もっともっともっと!もっと!紅い華を咲かせて、俺に見してくれよ!かかかかかっ!」


榊「あーあ。これ完全に精神逝っちゃってるよ…。」


龍「ぐっ…!…おい、姉貴。なんでそこまでして力にこだわる。」


楓「かかかっ!なぜ、力にこだわるかだって?!そんなの決まってるじゃねぇか!力こそ全て!力が無いものが死に、力のある者が生きる!それこそがこの世のあるべき姿なんだよ!かかかかかっ!」


龍「くそっ…!もう…俺の知ってる…姉貴は……いないのかよっ……。」


楓「あぁ?龍、お前。俺のこと裏切り者とか言って姉との縁切ったんじゃなかったのか?かかかかかっ!笑わせてくれるぅっ!かかかかかっ!」


龍「っ!…俺は決めたんだ、もう二度と逃げないって。逃げずに戦うってっ!だから姉貴は、絶対連れ戻す!必ずっ!」


楓「かかか、まあ何でもいいが、背中がガラ空きだぜぇ?里見流陸型・瞬滅殺!」


龍「…っ!」


楓「……っ!く、クソぉっ!こんな、時にっ!出て、来んなよっ!お前の、役目はっ!とっくに、終わったん、だっ!」


龍「ど、どうしたんだ…。」


榊「…へぇ〜。まだ完全にはぶっ壊れてなかったんだ。しぶといねぇ。楓ちゃんも。良かったね、龍くん!助かったよ?!」


龍「榊、てめぇ、姉貴になんかすんじゃ無いだろうなっ…!」


榊「んー、いろいろ無駄な被害だしてくれちゃったからお仕置きするのもいいかなぁ。んー、何にしよう。よし!脳を操作して、犯しまくって、快楽に溺れさせるかっ!」


龍「…っ!てめぇっ!」


榊「嫌だなー、冗談だよジョーダン!」


龍「姉貴に、手だしてみろ、ぜってぇ許さねーからなっ!」


榊「………はぁ?許さない?あはは、あはははは、あははははははははははははははははははははははははははははは。許せないのは、どっちだと思ってるんだ…?あぁ?!クソ野郎、お前は絶対この、榊様が、いずれ殺してあげるよぉっ!…それまで、楽しみに待ってるといいさぁ…。1番苦しむ、1番酷い殺し方してあげるからさぁ!ははは、はははは、はははははははははははははははははははははははははははははは。あはははははははははははははははははははははははははははは。」


龍「…今の……ど、うゆう…………………………………。」


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