エピローグ
ーー3年後 PM8:12
ピンポーン……ガチャ。
ふいに鳴るインターホン……それをまるで分かっていたかの様に玄関のドアは開かれる。
「よう。遅かったな」
「悪い悪い。ちょっと寄り道しててさ」
「それにしても久しぶりだな。4年振りか?」
「4年?もうそんなになるか……」
「なるよ。昔はよく飲みに行ってたのにな」
「だからビックリしたよ。お前から合コンの誘いを貰った時はさ」
「はは、だな。まぁ合コンと言えば仲の良かったお前しか居ないだろ?」
「持つべき物は友だよな~。しかも金髪のお姉ちゃんときたから尚更ありがたい」
「今日はクリスマスだってのに来ちゃうよ俺は!って上がっていいか?」
「こりゃ気付かなくて悪い。外は寒いだろ?上がってくれよ」
親友を招き入れた部屋。そこにある机の上にはキャサリンとステファニーの他に、キャメロンと書かれた比較的新しいノートが置かれている。
「ところで彰彦さ……この本棚の本ってオカルト?」
「ああ。その本はさ……」
初めに。
この未熟な小説を読んでくださった方に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。
ちなみに作中に出てくる映画は赤い人がカウンターを仕掛ける作品です。そして若かりし頃の自分も修二と同じ事を考えていました。今で言う中○病ですね(笑)
それではまた次回作も宜しくお願い致します。それと前作を読んでいない方はこの機会に是非とも!