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7色の絵の具

作者: 神戸院花徒

汚れを洗い流そうと必死になってる


やはり泡だつ石鹸とタオルでさっぱりしたいね


汚れが消えないなら

いっそのこと全て消えてしまえばなんて思う


でもやっぱりイオン分解クリーナーでなんとか落としきりたいよね


最初から最後まで

キャンパスが白さを保ったまま語られる

清潔な物語なんてあるだろうか


あるなら下記あて先までおねがいしたい


過去とは汚れだ。


過去とは青空だ


色彩とは汚れだ


色彩とは夢の痕跡


遡るほど不恰好で汚れてる。


遡るほど慈しみ深き


恥ずかしくて見つめていられないから

セピア色に君はカラフルな色彩で塗り替える。


フィクションは美しく

現実は醜い


きっと神はここには花を咲かせない


君の理想を果てしなく輝かせるために


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― 新着の感想 ―
[一言] 最初から最後まで キャンパスが白さを保ったまま語られる 清潔な物語なんてあるだろうか とラスト4行がいいな、と思いました。
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