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第46話 ドラゴン...あ...

クリムゾンスカーレットとの戦いが始まった。


佐々木さんは、戦闘系では無いので、ボス部屋の端っこで待機。

ミツキは、ミケさんと知り合いのようで、スキルを使うとバレるかもしれないということで、佐々木さんと同じ場所で待機。


俺とミケさんとの1対1の戦いが始まった。

 ミケさんは、何故か俺の事を見て怒っているようだが、俺は何もしていないと思う。


盾剣騎士ハクシ!!」

「来るがいい」


ミケさんは、5分間剣と盾を使い剣のスキル・スラッシュや盾のスキル・パニッシュなど使う事ができる事は知っている。

 俺は、カメラの前なので、少し緊張しているが、キャラを保つことが出来ている。


ミケさんは、ドラゴンの爪での攻撃を躱し俺に攻撃をしてくる。


「ふん、いきなり俺に攻撃か。これは、探索者どうしの戦闘行為は禁止のはずだが。」

「それは、こっちのセリフだ!!」


やっぱり、怒っている。

 最初に、『烈焔剣煌れつえんけんこう』をミケさんに向けて放ったことに怒っているのだろうか?

あれは、ミケさんに当たらないように一応放ったのだが....



それで、怒っているならごめん。

 ただ、ドラゴンを討伐されたくなかっただけなんだ。


俺はそう思いながら、ミケさんの攻撃を受け流し、ドラゴンに攻撃をした。

 ドラゴンは、全身に硬いウロコを纏っている。なので、俺の攻撃では一撃で倒すことが出来なかった。


「硬いな。」

「こっちおみろおおお!!」


凄い迫力。


斬撃スラッシュ

「遅いぞ」

「グッ」


怒るのは分かるけど、俺の命を狙おうとしなくてもっと、思いつつミケさんが持っている盾に剣を当てて俺から遠ざけた。


「私に手加減したな!!」

「ああ、それがどうした。」

盾投タテフレア


ミケさんは、俺に向けて盾を投げて来た。

 俺は、それを躱しドラゴンの目に当たり怯んでいる。


「ドラゴンの目に当てるとは、凄いな。」

「貴様!!」


褒めたつもりなのだが、更に怒らせてしまったようだ。


「私の攻撃をバカにしているのか!!双剣士ツインエッジ


腰にある剣を抜いた。

 予備だと思ったが、どうやらスキルで2本の剣を使うためだったのか~

と言うより、ミケさん誤解です。


ドラゴンの目に当てることは難しいから、褒めたつもりなんだが...


「ダブルスラッシュ!!」

「ふん」


俺は全ての斬撃をよけ、俺はミケさんの剣に当たるように剣を振り飛ばした。


「キャア!!」

「それが、お前の限界だ。」


俺は、大体5分が経っている事を教えてあげた。


「ック」


悔しそうにしている。


俺は、ようやくドラゴンに集中できる。

 俺は、烈焔剣煌練武れつえんけんこうれんぶまあ、連続で炎の斬撃を放ち続ける技である。


俺は、ドラゴンの体に一点集中で放ち続けた。

 ドラゴンの炎のぐブレスを撃ってくるが、俺の斬撃で相殺し、倒すことが出来た。


俺のスキル運のおかげもあり、ドラゴンの皮が3枚と爪が一個ドロップしていた。

 確か、皮一枚で、150万位じゃなかったかな?


まあ、俺はドラゴンを倒すことが出来た。

 ミケさんは、横取りと言う形になってしまい落ち込んでいるようだ。

ごめん。




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