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君への思い

作者: マリア

女1「『私は昨日付き合って1ヶ月の彼と愛し合った。彼に抱かれて幸せいっぱいな朝のはずだった…』


う……そ……


『教室に入ればクラスメイトの笑い声と黒板に卑猥な言葉や絵が書いてある……』


何……これ……


『泣きそうになって助けを求めようと彼の方を振り向くと、賭けに勝っただの負けただのと言う彼と彼の友達の声……私は遊ばれていた……?』


私はそんなんじゃない!!!!


『そう叫ぶと私は教室を飛び出した…拭っても拭っても涙は溢れてくる。頭が真っ白なまま走っていると誰かにぶつかった』」


男1「っ!!…イテェ…どこ見て歩いて……ってあれ?△△?どうした?」


女1「っ…○○…なんでもないっ……『私は顔を背けまた走り出した……言えないよ……大事なな友達に遊ばれたなんて……』」


男1「おっおい!?なんだよ……」


女1「○○……ごめんね……バイバイ…『私はぽつりとつぶやき屋上へ向かった。』」



男1「なんだよあいつ……


『俺は呑気に△△の背中を見送った…教室に入れば見送った事を後悔した……○○のこと追いかけて抱きしめてたらと思った……』


お前ら……許さねぇ!!!!!


『拳を握りしめた。ニヤニヤしながら「彼女さん追いかけろよ〜www」や「はぁ?キモイってwwwあんなやつ」などとほざく△△の彼氏の胸ぐらを掴もうとした時頭の中で△△の声が聞こえた』」


女1「喧嘩はもう辞めてよ……毎日怪我増えてるじゃん……○○ほんと心配だよ……ねぇ○○約束して……もう喧嘩しないってほら!!指切り!!」


男1「っ……!!クソ!!!!


『俺は教室を飛び出した。』


ッチ!!どこに居るんだよ!!!!もしかして……変な気起こしたんじゃ!?


『俺は急いで屋上へ向かったそこには屋上のふちに立つ△△がいた……』


△△!!!!お前何してっ!」


女1「っ!!○○……ごめん……バイバイ……(振り返り相手を見て1度にっこり笑い呟けばそのまま飛び降りる)」


男1「△△!!!!!!!!俺はまだお前に何も伝えてない!!!!いつもそばにいてくれたお前に……△△!!!!

『俺は走り出し、△△の手を取り抱きしめそのまま一緒に屋上から飛び降りた。』」

男1「『俺が△△と一緒に屋上から飛び降りた。ゆっくり落ちてるように思えた…そして頭と中に△△との思い出が流れ込む…』」


女1「あ!また喧嘩したの?ほんと……いつもいつも飽きないね?www」


男1「うるせえ!!!!……っイテテ……」


女1「あ〜擦りむいてるじゃん!!!!はい絆創膏。」


男1「……サンキュ……」


女1「ほんと痛そう……つんつん」


男1「ッ!?イテェ!!!!おまっ!!」


女1「wwもう怪我しないでよ?」


男1「『俺…出会った時こいつのことなんだよって思ってたんだよな……それから俺と会う度に絡んできやがって……』」


女1「何wwその髪www」


男1「かっこいいだろ〜今日は気合い入れてセットしたんだぜ!!」


女1「ねぇ……わしゃわしゃにしていい?うずうずする……」


男1「はぁ!?おまっ!これ30分もかかって……ちょ!!辞めろ!!!!ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!(わしゃわしゃにされ」


女1「はぁ〜スッキリした〜」


男1「あの時はほんと最悪だったなぁ……せっかくセット頑張ったのに……ハハッ..あっ……彼氏ができたって聞いた時はショックだったなぁ……走馬灯って今までのこと映すって言うけど……ほとんど△△との思い出とか……ww俺どんだけ△△のこと好きなんだよ……っ…俺……もっとお前と居たかった……△△……好きだ……

『俺は最後の力を振り絞って△△を抱きしめた……離れないようにそして来世は絶対お前を探し出して離さない……俺が△△を守ると誓い俺の命は幕を閉じるのだと思った……』」


男1「『地面が近くなり俺は本当に終わったと思った……力が抜け目を閉じた時にキーンっと頭の中て音が響き目の前が眩しく光った。ふと目を開けると俺は学校の廊下に立っていた』


これ…って…まさか!!!!


『俺は周りを見渡しはっとした、そして』


っ!!…イテェ…どこ見て歩いて……って△△!?


『えっ……△△が……生きてる……????』」


女1「っ…○○…なんでもないっ……ごめん……」


男1「『まったく同じ……△△が生きてる……俺の前に△△がいる……』


△△待てっ!!!!『俺は逃げようとする△△の手を取った』」


女1「っ……離して!!!!」


男1「なんでも無くないだろ!?ちゃん話せよ!!『この手を離したらきっとこいつはまた……』」


女1「やだっ!!!!離して!!!!」


男1「離さねえよ!!!ちゃんと話し聞かせろ!!!!」


女1「っ!!!!」


男1「『俺が怒鳴ればびっくっとしたみたいだった…俺は無言で△△の手を引き空き教室へ入った…』


なぁ……話せよ……何があったのか……」


女1「いやっだ……」


男1「『△△は首を左右にふった』


俺はお前のこと大切な友達だと思ってるのに……お前は違うのか?俺……そんなに頼りないのかよ……なぁ……△△……ちゃんと聞かせて……?」


女1「っ……○○……(糸が切れたように○○にしがみつき泣き出しぽつりぽつりと話す)私……遊ばれた……アイツ……私を1ヶ月で抱けるかっ友達と賭けしてた……それにそれに……黒板に酷いこと書かれてて……」


男1『俺にしがみついて泣く△△の話しを終わるまで無言で見つめた子供もあやすように背中をぽんぽんと叩きながら…安心させるように…』


女1「彼氏が出来たって……アイツと愛しあえて幸せ……って……思ったのに…賭けの対象になって……全部バラされて……頭真っ白になって……死にたくなった……私なんて……消えてしまった方がいいって……こんな……汚れてしまった私のこと……○○も嫌いになったでしょ……(すすり泣く)」


男1『ほんと……アイツら許せない……△△の話を聞きながら涙を流した。△△を傷つけやがってと……俺は力いっぱいに△△を抱きしめこいつは俺が守る……っと再度誓った』


嫌いになんてならねぇよ……ってかむしろもっと愛おしくなったわwほらいっぱい泣いたんだから……今度は俺に笑顔見せろよ……わしゃわしゃwww『俺は少し体を離し△△の頭をわしゃわしゃ撫でた』」


女1「ちょっと!!!!????」


男1「www前俺の髪ぐしゃぐしゃにした仕返しwww」


女1「酷くない?wwwもう……髪ボサボサなっちゃったじゃん!!ww(少し涙は残りながら)


『なんでだろ……さっきまで死ぬほど辛かったのに……○○の笑顔につられて笑ってしまった……それに……○○に抱きしめられてるとなぜか安心する』」


男1「『ほんと……俺お前の笑顔に弱いんだな……ほんと過去に戻れてよかった……△△がちゃんと俺の腕の中にいる……もう一度俺はギューっと抱きしめ△△がいることを確信した。ほんと……好きだ……』


なぁ……△△……これからは俺のそばで笑ってろよ……お前のこと……好きだ……」


女1「えっ……○○?」


男1「お前のことは俺がちゃんと守るから……」


女1「っ……(泣)『私の頭に○○に抱きしめられて屋上から落ちるとこが見えた……何……これっ……○○が……私と一緒に……?嫌だ……私のせいで○○が……っと思った時落ちてる私を抱きしめた○○が……言ってくれた……』」


男1「……もっとお前と居たかった……△△……好きだ……」


女1「っ……○○……(泣ながら○○にしがみつく)

『ダメ……○○が消えるなんてやだっ…大切な人なんだから…』」


男1「これからはずっと俺がそばにいるから……『なぁ……俺が未来からお前を助けに来たって言ったらお前は笑うかな……?』


あ……そういやお前を傷つけた……あいつらやっぱりムカつくから潰してもいいかな?」


女1「っ!?喧嘩はダメ!!!!」


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