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設定 古の大森林のエルフ達

アルスール族

 最も古くから暮らしていたエルフ氏族。古の大森林の西側中央に位置する。

 ミルディアス帝国3代皇帝グストウィアスの代で帝都アルケーを築く以前より、

 今のよりも小規模の森で暮らすエルフがあった。

 無駄な戦いを好まなかったグストウィアスはエルフ達を迫害から守るべく、

 氏族の長であったアルスールを精霊術の研究の名目で臣下とし庇護下においた。

 皇帝の死後、ハイエルフであるアルスールが集落へ戻り、

 アルスール族と名付けられた同胞を守る結界を張り、安泰と協調を祈ったという。


 レム・ヴェル

  現在のアルスール族長老。

  老齢の外見だが、少し前まで冒険者をしていたので長老となったのはごく最近。

  過去、ホビックの冒険者タック・ウェインらと旅をして活躍していた。

  精霊術に加え、魔術も操る熟練の術者。

  森の外の事にも詳しい事から、氏族では賢者として頼られている。



キルシュアート族

 かつてラティーナの帝都森と呼ばれた古の大森林北部に移住した氏族。

 7代皇帝トラクスにより帝都森北部の守護を命じられた者達。

 長老キルシュアートは皇帝の意を汲み、人との共存を望んだ。

 結果、人の世で見かけるエルフで最も多いのがキルシュアート族の末裔となる。

 外の世界に出て代を重ねたが、カデュウの母も血筋を辿ればこの氏族の出身。


 カストラ

  レティシノの父。長老代行を務める。

  かつて妻を前長老ターンドによって殺されており、反体制組織を作り上げた。

  前長老派の残党を阻みながら、健全な方向で人との繋がりは保とうと試みる。

  カデュウ達、開拓村アルケーに恩義を感じ、娘を預けている。

  慣れぬ外への対応には、傭兵団副長のメルガルトにアドバイスを貰う。



フェアノール族

 ミルディアス帝国最後の皇帝ア・ゲインによって臣下となったダークエルフの氏族。

 ダークエルフを取り立てる事に反対の声も強かったが、

 それらを無視して帝都森の南を守護させた。

 元々の領主は不満を訴えたが、皇帝は領主の腐敗を付きつけ処断。

 恩義を感じた長老フェアノールはア・ゲインが魔王となった後も魔将として仕えた。

 元の領主一族からの恨みが残り、多大な圧力がかかっていた事も原因の一つ。


 フェアノール

  元魔王軍所属、魔元帥ベルベ・ボルゼ麾下、魔将フェアノール。

  魔王の力を授かり、不老とはいかないまでも長寿となった。

  老いながらも今だ生き続けダークエルフの者達を導いている。

  額に第三の眼があるが、皇帝ア・ゲインの実験でつけられたもの。


 ネイム・ノゥカミ

  フェアノール族の長の一人。英雄ヤマトゥーの末裔。

  外の世界に旅立った異端児のリーブルとは幼馴染。

  真面目な性格の堅物。

  祖先が好みそうなボディの持ち主。


 ケリン

  フェアノール族の見張り役。

  リーブルやネイムより若干年上で、面倒をみていた。

  

 ダーマ

  モヒカンが目立つ長の一人。

  同胞の事を第一に考える仲間思いの男。

  顔に似合わず実は信心深かったり精霊神ケルズの信者だったりする。

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